こんばんわ、スズキです。
「新卒フリーランス」という言葉が盛り上がっていた時期がありましたね。
大学卒業→就職 という道ではなく、
大学卒業→独立(フリーランス) という道を選ぶ人。
その熱意と情熱は素晴らしいぞ!!
社会にどっぷりハマってしまったスズキは、独立するパワーも勇気も無いからね。
反面、新卒フリーランスが上手くいくのかどうか、ちょっと心配な面もある。
社会から逃げ出したいオーラのようなもの。
新卒で入社すると
3ヶ月、半年と、新人研修のようなものを受けるだろう。
入社した会社の企業理念、会社概要や社長様のありがたい話や、過去の栄光を聞いたり。
ビジネスマナーを教えてもらったり、2~3年目の先輩がメンターとしてサポートしてくれたり。
そういった場が設けられること多いのではないでしょうか。
新卒フリーランスだと
いきなり社会へダイブ!!
エネルギッシュに、やる気に満ちあふれたパワーでグイグイ仕事を取っていく。
本当にすごいパワーです。
ただオリジナルになりすぎている面も若干ある。
自分が正しいと思わないと進んでいけないところもあるけれど、周りから見ているとちょっと違うカモ??というところもしばしば。
ビジネスマナーに焦点を当ててみたとして。
イベント系の仕事をしてたときは、学生起業家の方や、フリーランスの方と接点を持つことがよくありました。
若い方ほど、バイタリティ溢れるパワーでグイグイ進んでくるんですよね。
多少の無礼があっても、間違えや過ちがあっても何とかなるんです。
初めての仕事のときは、若いじゃん、頑張ってるじゃん、可愛げがあるじゃん、ということで大目に見てもらえることも。
ただ、それが2回目、3回目となると、その若さに悪評が出てくる。
ビジネスを知らないが故に、ということが多かった。
ビジネスマナーとは、ビジネスのマナーだ。
身だしなみ、名刺の出し方、言葉遣いなど、そういったものもビジネスマナー。
お金の話や、業界の繋がりなども、ビジネスマナーと思っています。
そういったことを、どこまで考えられるのか。
というのは普通の大学生では難しいのではないかと思っています。
なぜなら、新卒で教育されている会社員でもそれが難しいから。
中には「ビジネスマナーなんてクソくらえだ」というスタンスのフリーランスの方もいる。
ただ、お付き合いしていく相手は、同じ気持ちなのだろうか。
ある程度そういったものを尊重する人もまだまだ多い。
それに相手が古い考えの人であればあるほど、マナーを大事にしろと言われる。
名刺交換ひとつとっても。
昔からのビジネスマナー本に、こんなことが書いてあったりする。
相手が差し出した名刺の高さより、低い位置で名刺を差し出す
これをお互いやりすぎると、床ギリギリになってしまうじゃないかと。
そんなバカげたことが、実際にはあったりなかったり。
ある程度、こういったことは気をつけるが、このポイント一つにしても一番気遣っていた人は、タレントのマネージャーさんだった。
誰もが知っているお笑いタレントのマネージャーさんと名刺交換したときは、まさに頭を低く低くといった姿勢で交換して頂いた。
そういった文化、そういった考え方はまだまだあるんだなぁと思うと同時に、そういったことを蔑ろにしないことも大事だと感じた。
クライアントは頭の固いおっさんのことがある
だからこそ、ビジネスマナーを大事にしてみてはどうかと思う。
ビジネスマナーを超えられるだけの素材をお持ちの方は必要ないだろう。
ただ、普通の新卒フリーランスの方がいらっしゃれば、ビジネスマナーに社会の仕組みくらいは知っておいたほうがよいと思う。
マナーがちょっとイケてないからといって、仕事が減るのは勿体ないからだ。
「新卒フリーランス」が「フリーランス」になるとき、そういったことが大事になるのではないかと思った。
最近参加させてもらった起業家セミナー。
学生起業家の名刺に対する雑さに驚きを隠せなかった自分。
名刺交換だけの話ではないが、基礎トレが必要に感じた今日この頃である。