ちゃんとやれ!

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10歳の男の子に教えられたこと、礼儀正しさとコミュニケーション

10歳の男の子に教えられたこと、礼儀正しさとコミュニケーション


ある展示会のアトラクションに参加するために、事前講習に出掛けた。
アトラクションや講習には身長や体重の制限があるものの、年齢制限はない。

申し込み順で受けられる事前講習は2人1組で教えてもらう。
そのパートナーが10歳の男の子だったのだ。

講習時間は30分程度。
機械を操作するものの、それぞれに1台ずつ用意されているので、極端に近づくこともない。
ただ、同じタイミングで、同じインストラクターが、2人同時に教えるというだけ。

さて、そんな講習会で。
受付を済ませ、待合室の椅子に座ったところで。
10歳の男の子に
「こんにちは、今日は宜しくお願いしますね」
と声を掛けられた。

彼にとっては自然なことなのだろう。
一緒に参加する人、隣の席に座った人に対して挨拶をしただけである。

その挨拶が、ちょびっと丁寧で、笑顔が素敵で、自然だっただけ。


僕はスムーズに返事ができただろうか。
もし、パートナーが今回のような素敵な人じゃなかったら。
僕は「すいません」「あ、どうも」程度で、言ったか言わなかったか分からない程度の挨拶しかしなかっただろう。

あまりにも自然に挨拶してもらえたから、その後も話が弾んでしまった。
何でこの展示会を知ったのか
誰と来たのか
講習を受けるのは何回目なのか

などなど

楽しさが伝わってくる彼、わくわくが溢れている彼、自然と接してくれた彼。
僕は10才の男の子に、一瞬の間にたくさんのことを教わったのだ。


どうして構えてしまうのか、気軽に話せないのか。
本音をさらせないのか。

好きなものに「好き」と言い、楽しいことに「楽しい」というだけのこと。
簡単なそれが僕には難しい。

いつもの課題、変わらない課題。
本気になれないことと、本音になれないこと。

これから僕はどうしていくのか。

深いところまで考えさせられる瞬間でした。

 

 

あいさつの教科書

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