ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「誰か」に伝えることが苦手だから、SNSやブログを踏み台にする

自己開示はあまり得意じゃない。

特に目の前にいる人に向けて、自分を話すというのは苦手だ。

 

目の前にいるかどうか、がポイントなのではなく、「誰か」に伝えることが苦手だ。

それは面と向かって話しているだけでなく、チャットツールでも、メールでも同じで。

 

本当に苦手なのか、苦手な自分を装っているのかは、ちょっと横に置いておこう。

 

いつからから技術の進歩によって、世界に向けて情報発信できるようになった。

ツイッターやフェイスブックのようなSNS、ブログやホームページなどを使って。

 

だから、それを踏み台に、僕は世界に向けて情報発信することにした。

といっても、世界に向けて言いたいことなんて、これっぽっちもない。

伝えたい「誰か」がいるから発信してみるのだけど、その「誰か」に気持ちを向けてしまうと、頭がこんがらがってしまうので。

 

ふんわり「誰か」に向けてパスを出す。たまにそれが本人に届くといいな、なんて思いながら。

 

その「誰か」は時と場合によって、色々と変わるもの。

「とりあえず僕は元気に過ごしています」なんて発信をするときもあれば「ちょっと話を聞いてほしいんだよね」なんて伝えたいときもある。

 

その距離感が楽しくて、ちょうどいいところで自分を発信しているんだと思っている。

魚釣りのようなものかもしれない。

銛で突いたり、網ですくうのではなく、ちょうどいいところに餌のついた針を浮かべて。

 

とはいいつつ、そんな他人任せなやり方を推奨するわけではない。

「あの人」という人がいるのであれば、しっかり決め撃ちで思いをぶつけていきたい。

 

苦手、苦手というそれは、本当に苦手なのか。ただの手抜きに過ぎないこともある。往々にして手抜きだ。

 

手抜きだからこそ、大勢に伝わるような手段を選ぶのだろう。

これからも、SNSやブログを踏み台にしつつ、一方で個対個の付き合いを増やしていくことにしよう。