楽しいことって自己完結する。
優雅に海に浮かんでいる気分。
めっちゃ旨い焼き肉を食べて思うことは「旨い」だけ。
それが言えたら満足してしまう。
100%全部の気持ちで「旨い」と言えれば。
逆に不味い店だったら。
あーだこーだと悪いところ探し、あら捜し、揚げ足取り。
なんてことをするだろう。
でも、おいしい焼き肉屋さんに言ったら「旨い」しかないんだよ。
問題はそれだけだと、記事として面白くない。
記事としての面白さを求めるなら、心情の変化やお店についての情報、焼き肉の豆知識を載せたほうがいいだろう。
おいしかった、楽しかったとき、そこまで載せるだけの気持ちが余ってないのだ。
ただただ「旨い」と言いたいだけ。
余韻に浸っていたいのだ。
それを無理やり現実に戻すのももったいない。
不味い焼き肉屋さんなら、現実に引き戻してほしいけれど。
楽しいことを「楽しい」と伝えることの難しさ。
楽しいことを「楽しい」と書く熱量。
楽しいことを「楽しい」と書けるようになりたいのだけれど。
もっと自分に素直になりたい所存。