ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

【ブログ】段取り力がつくから、フリーランスの準備にはブログが最適

こんにちは、スズキです。
僕は会社員ブロガーです、趣味でブログを書いています。
ブログも、書き始めて1年ちょっと。
順調に続いています。

最近、よく読まれる記事があるんですね。

 

 

青春18きっぷの記事

昨年の夏、ブロガー(=ブログを書く人たち)の集まりに参加するのに、青春18きっぷを使いました。

JRの普通電車を格安で乗ることができるオトクなきっぷです。

 

名古屋から東京へ、名古屋から岡山へ。
その時の電車や、混雑具合を書いた記事をアップしました。

 

【青春18きっぷ】東海道線で名古屋から東京へ 2016年夏 - ちゃんとやれ!

【青春18きっぷ】中央線で名古屋から東京へ 2016夏 - ちゃんとやれ!

【青春18きっぷ】名古屋から岡山、倉敷へ 2016夏 - ちゃんとやれ!

 

それが昨年の夏。
7ヶ月経って、ようやく検索されるようになりました。
ちょうど青春18きっぷの季節、長期休暇の季節なので、特に読まれるのでしょう。

 

 

検索で引っかかるのは数ヶ月後

ブログ界隈でよく言われることがあります。
「すぐには検索で反映されない、数ヶ月はかかる」
と。

 

ということは、その情報がホットなときの数ヶ月前には記事を完成させておかなければいけない。
花火のことなら夏ではなく春に書いておかなければいけない。
運動会のことなら夏に、スキーのことは秋から準備しなければいけない。

その感覚に慣れるのが、ちょっと大変なんですね。

 


少し先を見る感覚

あまり少し先を見る機会がない。
「今晩のご飯は何にしようか」とか「この週末はどこに遊びに行こうか」
ということはあるけれど、それをもっと大きなビジョンで見ることが少ない。

 

日常生活においては、なかなかそういう機会がないのだ。
「お盆や年末に帰省するのに、いつから予約しようか。」
とか、
「海外旅行に行くから早めに準備しよう」
とか。

そういう日常からちょっと離れたところにしかないのだ。

 

 

仕事でも同じ

モノゴトを先回りして見ること。
それは仕事でも同じこと。
数年をかけて完成させるプロジェクトもある。

 

例えば、青春18きっぷ。
いつも素敵なポスターが掲出される。
青い海をバックに、雪景色を背景にローカル列車が走っている。

ということは、1年前にその素材を用意しておかなければならない。
また、ポスターのデザインを決めたり、キャッチコピーを決めたり。
それを印刷し、納品し、掲出する。

 

というと、準備にそれ相当の時間がかかるということ。
だから、先回りする思考をつけるのは、非常に大事なことなのだ。

段取りよくやらないといけないから。
「段取り力」が重要になってくる。

 


書きたいことを準備

検索される為の記事作りというのも大事だけれど、自分の伝えたいことを伝えるというのも大事。
○○を買いました!! ○○に行きました!!

それをブロガー目線で考えれば、起こったことを記事にしたいのだ。
遊びに行ったこと、新しく買ったこと、それを記事にする。


ということは、そのアイデアやネタが思いついた時点で、記事作りはスタートしている。


新しいモノを買ったレビュー記事であれば、
配達してもらった箱のままで写真を撮る
開けているところ、俗に「開封の儀」とか言われる
使ってみたところ
よいところ、きになるところ

それをどうやって記事にしようか考えながら、一つ一つの行動をすすめていく。


旅行に行ったときの記事であれば
駅の写真、切符の写真
その時の季節感や、名物、興味をひくネタ。
実際に体験したこと、感じたこと
開催場所や、入場料金、かかったコストなど。


あとから記事にするための準備がたくさんある。
ただの日記であればいいけれど、それを記事にしたいと思うなら。

いろんなコトを準備しているのだ。
もしかしたら、気付いていないだけかもしれないけど、頭の中ではしっかり準備している。

 

 

準備、根回し、段取り

やりたいことに対して、地道な努力や準備をする。
一人でできないことにはサポーターをお願いしたり、根回しをしたり。
全ては準備にかかっているということ。

 

適当に行った場所、何も考えずに買った物というのは、記事にしづらいもの。
冴えない写真や、熱くない気持ちが、薄く平たくノッペリとしているだけ。

書きたい気持ちがあるから、事前にしっかりと準備をする。

 

 

本気でブログを書きたい人

何が読まれるか、何をしたいのか、どれを伝えるか。
時期、タイミング、ネタ、構成。

そういったものを、どんどん考えてアイデアをカタチにしていく。
好きなことだけ書いている人もいるし、多くの人に伝えたいことを書く人がいる。

でも、多くの人が読むものって??


それってマーケティングの考え方じゃないだろうか。

売れるもの、客層、商圏、タイミング、時期。
そういったものをリサーチして、一番盛り上がるタイミングで売り出す。

 

ブログでも同じ考えだと思う。
それを本気でやっていくのなら。

 

 

 

フリーランスの練習台

僕はブロガーでフリーになることをオススメしているわけではない。

好きなこと、得意なことでフリーランスになればいい。

そんな中で、ブログの書き方、段取り、準備、周りとの協力。

そういったものに本気で取り組めるなら、それってフリーランスでやることと同じじゃないだろうか。
フリーランスに限らず、社会人として身につけておいても損はない技術だと思う。


また「ネットを使っている人」という制約はあるものの、知らない第三者に自分のマーケティング思考を試せる場があること。
それが成果となって出てくること。

フリーランスの練習台にはもってこいだと思うのだ。


さらに、ブロガーとのつながりがあれば「アイツはこのタイミングで、こんな記事を出してきた」と、他人の意見、思考を学ぶことができる。

そういう社会勉強という面でも「ブログ」という存在は楽しくて深いもの。

 

ヒットするネタを探し、それを伝えること。
嗅覚が鋭くなり、アンテナはビンビンになる。
言葉で表現すること、相手の心を動かせる技術。

そういった技術が学べる場じゃないのかなぁと。

少し限られた世界だけれど、マーケティングの考え方を鍛えるには。
低コストでイージーアクセスなブログをオススメしたい。

 

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