ちゃんとやれ!

「ちゃんとやる」ためのトレーニング場

事実が目の前にあるなら、想像で語るのは馬鹿げている

名古屋から東京へ向かうとき、夜行バスに乗って移動する。

特に朝から東京で予定があるときは、6時に東京駅に到着するので重宝しているのだ。

夜行バスと言っても、リーズナブルな席から、ハイグレードな席まで多種多様。

 

僕はJRのバスをメインに利用するのだが、その中で一番ハイグレードな席「プレミアムシート」を使う。

新幹線の割引切符くらいの価格だが、非常に快適なのだ。

観光バスであれば横に4席あるところに2席しかない。

少し前の国際線ビジネスクラスのようなシート、専用の荷物置き、ミネラルウォーターにおしぼりまで付いてくる。

まさに至れり尽くせり。

 

コストと引き換えに、快適な時間を手に入れることが可能になる。

前もって予定が決まっているときは、その席を買うようにしているのだが。

 

名古屋発 東京行きの夜行バスで、プレミアムシートは3席しかない。

増便しているときでも6席だ。

ドリームなごや16号にしかプレミアムシートが無いのだ。

 

その快適さを求めて、多くの人が予約するのだろう。

1か月と1日前の10:00に発売開始するが、5分もしないうちに売り切れてしまう。

特に金曜日の夜便であれば、1分ほどで無くなってしまう。

たった3席しかない席だから、倍率も高いのだろう。

 

だからこそ張り切って予約に挑むのだが。

 

僕の勝手な考えで普通席より1,200円ほど高くて、倍率も高いプレミアムシートは「バス好きのおっさん」が乗るものだと思っていた。

マニアはプレミアムものが好きなのだ。

滅多に乗れないからこそ乗りたくなる。

だから、バスマニア、しかもおじさんが多いのかと思っていたが。

 

実際のところはそうではなかった。

 

今回乗ったときは、残り2席は女性だった。

しかも20代半ばの女性。

 

前回、12月の下旬に乗った際も女性が乗っていた。

こちらも20代半ばの女性だった。

 

どちらも金曜日の夜便

倍率が相当高いはずなのに。

「バスマニアのおっさん」じゃなかったのだ。

 

その事実を目の当たりにしているのに、どうしても納得がいかない。

自分の基準を無理やり押し通してしまいそうだ。

 

彼女たちは1か月と1日前の10時に、パソコンやスマホを構えて待っていたのだろうか。

それとも別のルートから手に入れたのだろうか。

 

どちらにせよ、それは本人に聞かないと分からない。

だからといって本人に聞くほどの行動力は持ち合わせていなかった。

 

僕の勝手な判断だけれど、彼女たちはバスマニアじゃない。

普通の旅行者だろう。

そんな事実を目の前にしながら、自分自身の固定観念に囚われてしまっている。

 

 

f:id:acogale:20180106085940j:image