ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

車を手放したら、時間を守るようになった

こんにちは、スズキです。

1年ほど前に車を手放しました。

 

乗ることも少なく、車検にも費用がかさむことが分かったので車を手放しました。

カーシェアリングや、レンタカーもあるので、まぁ困らないだろうと。

 

その日から、移動はもっぱら公共交通機関。

日本の公共交通機関はスゴいですね。

ほぼ時間通りにきます。

 

時間通りにきて、時間通りに出発する。

この当たり前のように思えることが、本当にありがたい。

 

また、路線によっては、1時間に1本の運行だったりする。

名古屋市内でも、バスを使うと1時間に1本の系統は結構あります。

もちろん、別のルートで目的地には着くので実際にはもっと早く着きますが。

 

そうは言っても、たまに乗り合わせが悪い時もあるんですね。

これを逃すと1時間30分後。

そうなると、遅れないように気を付けるわけです。

 

時間にシビアになる。

相手の電車やバスは、僕のために時間調節してくれません。

定刻になれば、とっとと出発してしまいます。

たとえ指定席を予約していても、それは同じです。

 

目的の電車に乗るために、目的のバスに乗るために。

出発時刻を気にしながら、自分の予定をこなしていく。

そこには遅れられない理由があるから、準備をし行動するわけです。

 

車のとき。

車で移動していたときは、好きな時刻、好きなタイミングで行動することができた。

いつでも動けるし、出発時刻も気にしなくていい。

だから、到着時刻は気にするものの、どこかで渋滞や混雑のせいにしてしまえ。

なんて思っていたりしていた。

 

また、携帯電話の使用はNGなので、連絡が遅くなっても、連絡ができなくてもしょうがないでしょ。

と思っていたり、

近隣の駐車場が混んでいたなどと言いながら、遅刻を正当化することもあった。

 

さて、それが公共交通機関に変わったら。

もちろん遅延が発生することもあるが、すぐさま連絡ができるようになったし、行動の見通しが立てやすい。

これに乗り遅れてはいけないと、準備もしっかりする。

その緊張感や、修正の難しさが、僕の「時間」に対する精度を変えていったのだ。

 

車はすごく自由があって、便利なツール。

眠くなったら途中で休憩したり、面白そうなものを見つけたら簡単に進路変更できる。

自由な分、縛りがなくなり時刻に対する感覚が疎かになっていたのかもしれない。

 

車がなくなり不便なこともたくさん増えたけど、それはそれでちょうどいい。

適度に自制心が働くような感じで。

それよりも「時間」に対する感覚が、シャープになってきたから。

 

 

JTB時刻表2017年6月号

JTB時刻表2017年6月号