ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

思考は収縮運動を繰り返す

あれこれ考えるということは、収縮運動を繰り返すことだと思う。

物事を捉える粒度を細かくしてみたり、荒くしてみたり。

抽象化してみたら、次は具体化をする。

ぎゅっと縮小してみたら、大きく拡大してみる。

その過程の中で、余分なものは削ぎ落とされ、必要なものが肉付けされる。

 

それは、たまに逆側から見てみたり、半分に降り立たんでみたり。

無理矢理1/10にしてみたり、あちこちから力をかけてみたり。

 

そんなことをしていると、球に近いものが完成してくる。

最初は粗削りだった球も、だんだん綺麗で整った球になる。

 

ようやく「考えがまとまった」という状態になるのだ。

 

その球になった考えは、誰に投げてもしっかり届き、しっかり受け取ってもらえる。

コントロールも重量も、ちょうどいい球になる。

 

そうやって、綺麗にまとめることが「よく考えること」になるのだろう。

頭の中で球を転がして、じっくり思考を整えていきたい。

よく転がる球を作り上げていこう。