今日のお昼、先輩とランチをしながら、ふと思い出したこと。
「共通項を見つけられる人は強い」
何かを始めるにあたって、既に経験があるものと結び付けられる人は強い。
少しのものを置き換えるだけで、自分自身のモノになる。
その「共通項を見つける」ということは、誰もが経験しているけれど、あまり気付いていないだけのことだ。
具体的に言うならば。
例えば電話対応。
「どこの会社も似たようなことを話す」ということを見つければ、あとは会社名を変えるだけ。
「お電話ありがとうございます、〇〇商事の△△です。」
と電話にでることができる。
転職したとすれば、
「お電話ありがとうございます、〇〇運輸の△△です。」と切り替えるだけ。
1から全部覚えることはいらない。
0から10にするのは難しいけれど、1から10にするのは簡単だ。
何かを学ぼうとするとき、自分自身が経験しているそれらに紐づけられることは武器になる。それを意識的にできるならなおさらだ。
それは、基礎をたっぷりやってきたほうがいいのか、応用をたっぷりやってきたほうがいいのか、現時点では分からない。
ただ、物事をすべて単品で考えるのではなく、大きな括りの中で活かせるかどうかがポイントになってくるだろう。
ふんわりと感じるもの、なんとなく見たことがあるもの、頭の片隅で眠っている記憶。
そういったものを、グイッと引っ張り出してきて、結び付けられるということ。
その仕組みを身に着けていきたい。