ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「選択肢を減らしたほうがいい」と思っているうちは、選択肢が減らない

ミニマリストという生き方の中に「選択肢を減らす」という効果があるそうです。

多くの中から選ぶ楽しみがある一方で、迷うことに時間をとられているのも事実。

 

選択に縛られることから解放されたくて、「選択肢を減らそう」と思うこともあるけれど、それでは選択肢が減らない。

なぜなら、選択肢があることに困っていないからだ。

選択肢を減らすことで得られるものが見えていないから。

 

昨日、こんなツイートをしました。

 

「仕事ができる人って、レスポンスが早いよね。」

と言われることがありますが、そうではありません。

 

そのスピードで仕事をこなしていかないと、埋もれてしまうのです。

往々にして仕事ができる人は、多くの案件、難しい案件を抱えています。

 

その人が「普通」と思う速度が、既に普通ではないのです。

手際よく、さっさとやっていかないと間に合わないのです。

そうすると、レスポンスがよくなってくる。

 

仕事ができる人にとっても、さっさと処理したいわけです。

 

レスポンスよく仕分けるための準備や、判断材料は別にあると思いますが。

 

話は「選択肢を減らす」に戻ります。

 

選択肢を減らすには、選択肢を減らさないといけない状況になることが一番です。

どうやって減らそうかなーーとのんびり考えていられるうちは、減らす必要がないんです。

 

朝の1分1秒を無駄にしたくない。

だから、着ていく服を決めておく、スマホや鍵を置く場所を決めておく。

乗る電車、扉の位置、出社してからのやること。

ルーチンで何も考えなくてもできるようにする。

 

それは、そうしないと困る現状があるから、そうするだけです。

選ぶことが面倒、というよりは、選んでいる時間もない、という状況でしょう。

選択肢を減らすことで機械的に動くことができる。

その分、別のことにアタマのリソースを割くことができる。

そうでもしないと、何も終わらないという状況なのです。

 

○○したほうがいいなーと思っているうちは、○○しません。

そうしなきゃいけない状況になって、初めて○○するわけです。

 

頭では分かっているけれど、その状況にならないと、身体として理解できないんです。

別の部分を圧迫することで、実は選択肢が減らせるかもしれません。

 

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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