ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

人と一緒にいることが幸せだと感じた朝

友人と一緒に宿泊した次の朝。チェックアウトの時間に合わせて準備をする。いつもと違うところに泊まり、いつもと違う時間に街を歩く。

肌寒い、人通りが少ない。そんな些細なことを共感してくれる友人が隣にいた。

 

一人で出張に行くと誰とも話さない時間が多くある。今まさに感じていることを言語化することもなく。全て自分の中で反芻し、処理している。

 

それが、隣に人がいるだけで、受け止めてくれるし、ボールを返してくれる。ただそれだけのこと、すこぶる幸せだと感じた。

 

適当な喫茶店に入り、モーニングをする。

コーヒーを飲んだときに「おいしい」と言うだけで得られる満足感。これは一人だと体験できない。目の前に知っている誰かがいるから「これ、おいしい」と言えるのだ。

 

できるだけ他人と一緒にいることを避けてきたけれど、年単位の長い期間を経て、ちょっとだけ他人を好きになってきた。

それは、雷が落ちるような衝撃の出来事がきっかけではなく、ただただ日常の小さな幸せが導いてくれたもの。

 

誰かと心を通わせることは、本当はとっても幸せなのかもしれない。モーニングができる友人がいてよかった。

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