ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

三角関数と人脈と、できることと知っていること

こんにちは、スズキ(@acogale)です。会社員をしながら副業フリーランサーをしています。

 

ここ数日、数学が必要だとか、三角関数が云々という話題がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

僕が社会人になって15年。三角関数を使ったことは1度もありません。四則計算と確率、割合くらいです。因数分解もしないし、素数も使わない。

 

別にそれでいいんです。業界業種によりますが、勉強したことをフルに使うことなんてありません。だからと言って、勉強しないのはもったいない。

 

できなくてもいい、知っていることが大事なんです。

 

自分の中で、何か疑問がでたとき「ググればいいや」と思う人、そうやって人に言われる人は多いでしょう。

でも、ググるという行為、何かを調べるという行為ができるのは、そのことを知っているから。

 

そのことについて知っているから、どんなキーワードで調べたらいいか分かるんですよね。また、それを知っているから、誰かに聞くことができる。

 

それに、時代と共に世の中も変わってきます。

今ではスマホに電卓もついていますので、九九ができなくても困らないですよ。計算は電卓にしてもらえばいいですから。大きな表であれば、Excelが計算してくれる。

 

つまり、電卓にアウトソーシングさせているんです。計算する能力を電卓に頼る。

 

世の中はアウトソーシングでできています。

得意なことを誰かがやるから仕事が生まれる。つまり、ビジネスにおいても、あなた自身ができなくていいんです、できる人を知っていれば。

 

三角関数ができなくてもいいけど、三角関数ができる人を知っている。それだけで問題ありません。

 

でも、その三角関数について、できる人に説明しなきゃいけない。そんな場面が出てくるでしょう。

そうしたときに「全く分からない」だと、難儀しますので、ちょこっとは知っておいたほうがいい。

 

ポイントは

できなくていい、でも知っていてほしい

に尽きます。

 

深く深く勉強しなくてもいいけど、なんとなく理解できる程度には知っておいたほうがスムーズです。

 

ビジネスでいう人脈というのは、

自分ができないことだけど、できる誰かを知っている

ということ。

 

投げやりにならないように。できなくてもいい、知っていればいい。知っていれば調べるヒントもキッカケも分かりますからね。

 

 

坂田アキラの 三角関数が面白いほどわかる本 (坂田アキラの理系シリーズ)

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