ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

できればSNSを続けてほしい

過去を向くか、未来を向くか。

そんなことはどっちだっていい。

 

たまには過去を眺めたいこともあるし、昔の付き合いを大事にしたいときもある。

 

自分がいるポジションが変わると付き合う人もうんと変わる。

前の会社のときは、メンバーも多かったので休日でも一緒に出歩いたり旅行に行ったりした。

 

その前は、実家にいたので地元の友人と遊びに行くことが多かった。

 

今は、全く別の人との付き合いも多くなった。ここ2~3年で一気に知り合いが増えた。

 

人間関係もどんどん入れ替わっていく。10年前に出会った人、3年前に出会った人、先週出会った人。

どの人も、僕にとっては大事な人だったり。

 

mixiを招待してくれたのは高校時代の友人だ。その友人は、今は大阪で働いていると聴いた。フェイスブックの使い方を教えてくれたのは、別の高校時代の友人。彼とは先週も会って、お茶をしてきた。

「軸を持つことが大事だよ」と教えてくれたのは12年前に出会った先輩。今はどこかで活躍しているのだろう。

恋愛で悩んでいるときに寄り添ってくれた先輩、三重県の端っこまで牡蠣を食べに行った仲間、北海道で出会った友人。

 

色んな人が過去にはいる。忘れるとか忘れないとかじゃなく、たまーに記憶から出てくる人がいる。

 

そんな人たちが、今、何をしているのか、ちょっとだけ知りたくなることがある。

 

だから情報を発信し続けてくれていたらなぁと。強く思うことも。

面倒なことは重々承知で、過去のしがらみが苦手な人もいることは分かっているけど。

元気にしているんだな、と、勝手に安心しておきたいだけのこと。

 

頻繁に更新されていたSNSがぷっつり止まっていると、少しだけ不安になる。

「やめます!!」宣言があれば、幾分かは楽なんだけど。

逆に「やります!!」宣言をしてちょっとしてから、ぷっつりと止まっていたら。

不安要素が強くなる。

 

もともと、僕自身が、僕自身の存在を残しておくために、SNSは便利だなぁと思って始めたから、よけいにそう思う。

有名人になればいい、誰もが知っている有名人になればいいけど、それを選ばなかった場合。

 

僕の存在は、自分自身がちゃんと作っておかなきゃいけない。

 

総理大臣クラスになれば、SNSをしなくてもテレビの向こうで見てもらえるかもしれない。何かにつけてニュースになるだろうし、メディアが代わりにアピールしてくれる。

 

そうでない"普通の人"の場合。

自分自身でアピールし続けなければいけない。

これは、ずーっと、ずーっと、永遠に。僕はそれをやり続けなきゃいけない。

 

と思う人だから。

 

断捨離が苦手なのだろうか、わざわざバッサリ切り落とさなくてもいいなーと思うのも正直なところ。

定期的に連絡があることで、ちょっとだけ安心するんだよね。

 

特に夏のこの時期、地元に帰ったり、遊びに出かけたりすると、その時の思い出がふっと蘇ってくる。

夢を追いかけてたあいつ、どうしてるのかな。苦しんで悩んで打ち勝とうとしていたあいつはどうしてるんだろう。

 

なんて考えたときに。ちょっとだけ安心させてもらう材料が欲しいということ。

 

僕がもっと若いときは手紙を送っていた。元気ですか、最近どうですか。そうやってお互いの近況を語っていたこともあった。

それが今はインターネットの世界に変わった。

ツイッターやフェイスブックが、いつのタイミングで終わってしまうか分からないし、次にはもっと便利なものがでてくるかもしれないけど。

 

今ならSNSが一番便利じゃないかなと思う次第。

 

過去の人間関係をバッサリ切り落としたくなるときもあるけど、そうじゃないときもある。

特に仲良くしてくれた人には、メッセージを投げることもあるけど。

 

偶然、街で出会えるチャンスなんてめったにないから。だからこそ、細い細い糸になってしまうけど、そういったものでつながっておきたいと思うことがある。

 

 

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