ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

「好き」という言葉が恥ずかしくて言えないとき

こんにちわ、スズキ(@acogale)です。

いつの間にか、自分の好みが言えなくなってしまいました。

 

考えてみると「好き」なモノってたくさんあるはずなのに。

それを「好き」と言えなくなってしまったんです。

どことなく恥ずかしくて、自分の好みを言うのに照れてしまう。

そんなことってないですか?

 

好き=自分そのもの

「好き」

好きな人、好きな場所、好きな食べ物、好きな音、好きな匂い

 

好きなものって、誰に決められるわけでもなく、自分が決めたもの。

自分自身が感じたものですよね。

ただただ自分が興味があったり、心地よかったり、落ち着いたり。

そういうものが「好き」なんです。

 

「好き」なものって、まさに自分そのものですよね。

 

「好き」を否定されるのが怖い

僕が何を好きであろうと、どれが好みだろうと、間違いなんてものはない。

僕が「好き」と言ったものが「僕が好きなモノ」なんですよ。

だから、あなたが「好き」と言ったものは「あなたの好きなモノ」なんですよね。

 

ただ、その「好き」がお互いにピッタリ、寸分の狂いもなく合うことってないですよ。

それは人それぞれが感じてきたもの、生きてきたストーリー、背負っているもの。

そういったものを含めて「好き」と判断したものだから。

 

「好き」が相手に理解されないことだって、たくさんあるんですね。

だから否定されることもある。

「僕はハンバーグが好き」

「いやいや、ハンバーグよりから揚げのほうがいいよ」

なーんて会話をすると、どこか自分を否定されたような気になるんです。

 

恥ずかしいわけじゃないのかも

「好き」と言うことが恥ずかしいと思っていたけど、本当はそうじゃないかもしれない。

自分を否定されるのが嫌だから、怖いから、無意識のうちに遠ざかってしまったのかもしれない。

「好き」という感情は、自分自身にはとても分かりやすく、胸がときめいたりドキドキしたり、ワクワクするものだから判断しやすい。

けれど、それを他人に理解してもらおうとすると、非常に苦労するんですよ。

 

だから、否定されないように、面倒なことにならないように、いつの間にか「好き」から遠ざかっているのかもしれません。

 

暑苦しくならず、フラットでいたい

「好き」なものになると、言いたいことがたくさんある。

小さなこだわり、マニアックなこと。

それを話し出すと、どんどん暑苦しいヤツになってしまう。

 

僕はそれを望んでいない、とすればフラットな涼しい人になりたい。

「好き」について語ることが難しくなるんですよ。

冷静で、平常心を装って「好き」なことを話す。

これって難しいうえにストレスです。

 

「好き」のレベルが分からなくなる

こんなチグハグなことをしていると、いつの間にか「好き」のレベルが分からなくなってしまう。

本当は飛び上がるほど、叫んでしまうほど「好き」なのかもしれないけど、フラットな自分でいるために、その気持ちを抑え込んでしまう。

本当は「大好き」なのに、「そんなことないよ、それほど好きじゃないし」なんて言ってしまう。

 

日常生活のなかで、嘘をついてしまうことありませんか。

 

どこかで自分を否定している

これが社会性という意識が身についてきたと解釈する人もいるでしょう。

ただ、どこかで自分を抑え込んで、「好き」に蓋をしてしまっているのかもしれません。

余分なコトをたくさん考えてしまって「好き」が言えなくなる。

「好き」と言ったら白い目で見られてしまうかも??なんて考えて「好き」が言えなくなる。

 

「好き」なものは「好き」なんですよ。

理論とか常識とか世間の目とか、そんなことは気にしないで「好き」なんですよね。

 

「好き」と言い続ける自分になりたい

いつの間にか「好き」と言えなくなった自分。

好きな人に「好き」と言えない。

好きな食べ物を聞かれて「好きな食べ物」が言えない。

好きな場所を聞かれて「好きな場所」を答えられない。

 

そうじゃなくて、せっかく「好き」を見つけたなら、どんどん「好き」をアピールしていきたい。

だってそれが自分自身なのだから。

あなたが「好き」と感じたものは、「あなたの好きなモノ」なんですよ。

間違いなくあなたが好きなモノだから。

 

自分の気持ちが強く入っているもの、それに対しては堂々と「好き」と言えるようになりたい。

相手に理解してもらわないといけないものじゃなくて、自分が感じたその「気持ち」をもっともっと大事にしたい。

 

好きなモノに囲まれて、好きなモノを追いかけて、好きな人と暮らして。

そんな素敵な生活を送るには。

 

自分の「好き」をもっと発信しなくちゃ。

「好き」が離れていってしまうまえに。

 

 

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