ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

ハードルを高くして、それを飛び越える練習をすること

こんにちは、スズキです。

最近ふと思い出したコミックがあります。

ピアノの森

 

登場人物の名前さえ忘れてしまいましたが、こんなシーンがあったはず。

 

ピアノの練習を、自分は精一杯やっている。

それなのに、コンクールで勝てない、優勝できない。

どうして、こんなに毎日頑張っているのに。 

 

と悩み苛立つ主人公のクラスメイト。

はたと気付いたこと。

 

コンクールに出場する周りのみんなも、同じだけ、それ以上に練習している。

僕が頑張って練習していることは、みんなの当たり前かもしれない。 

 

と。

 

自分が決めたハードル、目標がどれほどのモノか分からない。

それなのに「オレはこんなに頑張っているんだ!」と思ってしまう。

 

自分が勝手に決めた目標"だけ"をクリアして満足しているのだ。

 

上には上がいる。

もっとできるヤツらがいる。

ギリギリまで自分を追い込めるヤツらがいる。

 

その人たちの目標、日々の積み重ねと、自分自身のそれはどのくらい近いのだろうか。

どれだけ乖離があるのだろうか。

 

みんなに平等に1日24時間という時間が与えられる。

ぼーっとしてても時間は過ぎていくし、汗水たらしながら走り回っていても同じ24時間。

その中で、どれだけ自分がやりたいこと、伸ばしたいことに「リソース」を割けるか。

何かを捨てる選択もあるだろうし、その瞬間はつまらない時間が流れているのかもしれない。

 

そこまでして、ようやく手に入るレベルのモノがある。

毎日、朝から晩まで練習する、それを記録し改善していく。

この繰り返しだろう。

 

100の時間で次のステップに行けることが分かっていたとしたら、99まではひたすら同じ。

全く成長していない(ようにみえてしまう)

100になって、ようやく乗り越えられるし、次のステップに進める。

 

次のステップへ行っても、今度は新しい時間が始まるだけ。

同じように99の時間を使って自分の思いを積み重ね、100のタイミングで乗り越えられる。

 

そのゴールまでの時間が明確であれば心が折れない。

でも、世の中は違う、ゴールまでの時間が分からない。

挫折した次の日に、実はできるようになっているのかもしれない。

 

そればかりは、達成してみないと分からないことなのだ。

 

自分が決めた目標、こなしている量や質。

それって、本当の目標になってる??

自分にちょうどいいから、これくらいでいいから。

って思ってないですか???

 

本気を出すためにも、もうちょっと僕は負荷をかけたいなと思っているのだ。

 

 

ピアノの森(1) (モーニングコミックス)

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