ちゃんとやれ!

「ちゃんとやる」ためのトレーニング場

バス停での30分、久しぶりに足を止めることができた

駅から歩いて15分のところに、取引先の事務所がある。

その2つ手前の駅からは、事務所の目の前に停まるバスが出ている。

 

深く考えず、Yahooの乗り換え案内で調べたところ、次の電車に乗れば、ちょうどいいタイミングでバスが来るとの表示が。

今回は、2つ手前の駅で電車を降り、バスに乗ることにした。

 

定刻通り電車は到着しバス停に。バス停の看板を見ると、バスが出発するのは30分後。

あぁしまった、乗り換え時間をちゃんとチェックしておかなかった。

 

2つ先の駅まで電車に乗り、歩いたほうが早かった。

が、乗り換え案内を信じてバス利用にしてしまったのだ。

 

突然の30分。手元にノートパソコンとWi-Fiルーターがあったものの、作業をする気にはなれなかった。

台風が過ぎたばかりの、暑い暑い日だったから。

 

晴れた空に、流れる雲、行き来するバス。

たまにはこんな風景もいいものだな、と、久しぶりにぼーっとしてしまった。

無駄と言えば、無駄な時間かもしれないが、リフレッシュするって、こういうことなんだなと実感したのだ。

 

そんな折、同じベンチに座っていたおばちゃまに声を掛けられた。

「どのバスに乗るの???わたしのバス、まだ来ないのよね」と。

おばちゃまが待っていたのは、僕と同じバス。あと20分くらいはバスが来ないのだ。

 

いわゆる世間話に花が咲き、降りるバス停も同じだったので、美味しい定食屋さんや喫茶店の情報を教えてもらった。

 

もし僕が、歩いて取引先の事務所まで行くことにしていたら、出会わなかっただろう。

パソコンを開いて作業をしていたら、声を掛けられなかっただろう。

気持ちもしっかりオフになり、のんびりオーラが出ていたのかもしれない。

実際のところ、スマホを触るわけでもなく、ただただぼーっと空とバスと遠くに歩く人を眺めていたのだから。

 

動くことが大事だと言われ動き続けてきたけれど、たまには立ち止まることも大事なのだと感じた。

自らアプローチするのであれば動く必要がある。ただ、動いている人は忙しいと思われがち、そなると情報が入ってこない。

自分から情報を掴みに行くならいいけれども、ふとしたタイミングで情報が降ってくるときがある。

 

オンのとき、オフのとき、動いているとき、休憩しているとき、立ち止まっているとき。

それぞれに、得られるものも、手にするものも、特徴があるはずだ。

やみくもに、がむしゃらにやっていたところで、成果は出てこないことに気付いた。

 

今日の30分で得たものは、

・立ち止まることの大切さ

・面白いおばちゃまとの出会い

・近所の喫茶店情報

 

意図的に立ち止まる習慣を付けてみようと思う1日だった。

 

 

優れたリーダーは、なぜ「立ち止まる」のか――自分と周囲の潜在能力を引き出す法則

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