完全にストップしてしまったら。
そのあと、再開するハードルが異様に高くなる。
エネルギーがものすごく必要になるのだ。
とりあえず、雑でもちょっとでもいいから続けていることで、最低限のモチベーションを保つことができる。
それはモチベーションだけでなく、その周りのハードウェアや環境にもよる。
結局、その続けていることは必要ないことなのだ。
生きるために必要であれば、そこまで考えない。
生きるために必要じゃないけど、あったらうれしい。
生きるために必要じゃないけど、これがあると生活水準が高くなる。
どこかで続かなくなってしまっても、なんら影響はない。
でも、やめてしまうと、次の一歩が重くなる。
とりあえずでも動くこと、動き続けることが重要になる。
0と1の間には、大きな壁がある。
人間関係も同じで、継続して付き合っていける人、突然関係が終わる人。
それだけで、一気に印象も状況も変わってしまう。
単身赴任でなくても、数日間会うことがなくなれば、熱も冷めてしまうかもしれない。
なぜなら、いない状況に順応してしまうからだ。
"ある"ものが"なし"になる。
その瞬間はとても負担が増える。
が、人間は賢いもので、すぐに順応してしまう。
あの人がいなくても、あの店がなくても、あの○○がなくても。
なんとかなるのが世の中なのだ。
無くなってしまったものを復活させたところで、以前と同じようにはならない。
皆が順応し、必要ないものになってしまったから。
だからこそ、地道に続けること、とりあえずでも動いていることが大事になる。
熱が冷めるのも、順応するのも一瞬だったりする。
面倒でも、手間でも、最低限のレベルで動いていたいものだ。
- 作者: 大橋悦夫
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/08/23
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