ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

小さな経験でも、0と1では雲泥の差がある

最近になって、複式簿記を始めました。

右も左も分からないけれど、昔の記憶を引っ張り出してきて、なんとかなりそうです。

 

10年以上前、中小企業の経理補助をしていました。

帳簿の付け方、管理の仕方、勘定項目について。

営業事務で採用されていましたので、僕にとっては面倒な仕事、余分な業務でした。

 

営業と言っても、ルート営業が主だったので、取引先から入金の遅延があるわけでもなく、面倒なことも一切ありませんでした。

現金で回収することもありませんし、経理主任が銀行の処理はしてくれていたんですけど。

 

大きな問題にならなさそうなところをやるように言われていたんですね。

簿記の勉強してこなかったので、本を買い、ググって、先輩のやることを見よう見まねでやるわけです。

 

さすがに決算処理はしませんでしたけど、一通りのサポートはしてきました。

 

時は流れて今、2018年。

もう一度、簿記について悩む時期が来るとは思いませんでした。

ただ、あの時の経験、感覚、嗅覚は覚えているんですね。

「確か、、、、こうだった」ということが、よみがえってくるんです。

 

あの時、強く拒否すれば、経理補助をしなくてもよかったでしょう。

「僕は営業なんで、関係ありません」と言えばよかった。

でも、それが今になって活きてくるとは、当時は考えもしなかったです。

言われるがままに手を出し、言われるがままに経験させてもらったこと。

今となっては感謝感謝です。

 

今やっているソレは、いつ役に立つか分からないこと。

今役に立たなくても、少し知っておくだけで、大きな差になること。

 

自分が挑戦できるフィールドが目の前にあるなら、味見程度でもいいから参加しておくこと。

その経験値が、0か1で大きな差ができる。

100まで行かなくてもいいんです、1だけでも知っておけば、0の人とはスタートラインが全く違う。

 

自分で何でも切り捨てていくのも効率的でいいけれど、少し間口を広げることで新しい発見、経験、知識が得られるかもしれません。

 

その知識が役に立つのは、10年後、20年後かもしれませんね。

 

みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版 (みんなが欲しかったシリーズ)

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