おはようございます。すずきです。
今日も冷え込みますね。
いつも過去と今の板挟みなのですが、
技術の進歩によって、廃れていくモノ、台頭してくるモノ。
僕は古くからの技術が好きなので、割と固執してしまいがちで。
スマホよりガラケーが好きだし、デジカメよりフィルム写真が好き。
ハイブリッドカーのようなスマートな車より
マニュアルで機械らしさ満載の車の方が好き。
ただ、時代の流れといいますか、弱肉強食といいますか、
そういったものには勝てないわけで
僕の考え方はマイノリティになりつつあります。
ただ、そういった面も柔軟に受け入れていこうと。
頑固親父になりすぎてもいかん!!ということで、
最近は電子書籍にチャレンジです。
端末が壊れたり、 そのサービスが終わってしまうと、
無駄な課金になってしまうかもしれないけれど、
その場で買える便利さと、家から出なくてよい手軽さと
そういったものを天秤にかけたときに、今は電子書籍もアリかな。ってね。
そんな中、ふと思い出した本があったので、改めて買ってみた。
それが、「パパラギ」という本。今から何十年も前に書かれた本。
パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (ソフトバンク文庫)
- 作者: エーリッヒ・ショイルマン,Erich Scheurmann,岡崎照男
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 文庫
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「パパラギ」とは白人のことらしい。
ヨーロッパを訪問したサモアの酋長が、帰国後に演説をしたものをまとめたもの。
文化の違いや、考え方の違い、文明についての問いかけなど。
そういったものが、実はフィクションなんだけれども、
興味深く書いてある。
ドイツ語からの翻訳したものが、日本では発売されているけれど、
それを電子書籍で買ったという話。
ただ、この本を最初に見たときは高校1年生。
中学3年生の頃の担任の先生に、面白い本があるよ。
と紹介されたのが、この本だった。
30才くらいの先生だったかな。ちょうど今の自分と同じ。
図書館でこの本を借りたのを覚えています。
その本を高校生になりたてのころ、読んでいたので、
高校では「パパラギ」というニックネームをつけてもらえたよ。
そんな苦くも楽しい思いでがあるけれども、
当時はあまり理解できず、オススメしてもらったから読んでみた。程度だった。
今になって改めて読んでみると、考え方や思想に興味が沸いてくる。
過去の考えを引きずるのもよくないかなぁ。
もう一度チャレンジしてみても良いかなぁ。と改めて感じた。
まだ読んでいるところだから、ぼんやりとしているけれど、
オススメの一冊。
過去にチェックしている本ってたくさんあるんですよね。
ISBN番号だけが、手帳にたくさんメモしてあったり。
そういったモノも、もう一度追いかけてみようと思います。
電子書籍、タブレットでの読書もいいものです。
見聞を広げるべく、自分の気持ちや立ち位置を確認すべく
もうちょっと本を読んでみようと思います。
ではでは。