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副業フリーランサーの飲み屋話

にぶんのいちの僕 ~中学生ブロガー~

こんばんわ。先ほど新聞屋さんが朝刊を届けていました。

もうすぐ朝ですが、もりもり書いてみようと思います。

 

最近、数名の中学生ブロガーと話をする機会がありました。

いや、率直にすごいね、自分の意見というか主張というか。

言葉がキレイだったり、描写が豊かだったり。

多感な時期というのがあるのか、日頃から良い文章に接しているからなのか

素直でストレートな、心地良い文章が多い気がします。

 

僕が30歳なので、中学生ブロガーは僕の半分か。

と思うと、将来が楽しみだし、ワクワクしちゃいますね。

ただ、僕の中には一つ疑問があります。

その中学生ブロガーたちは、素直にすごい人たちなのか、

それとも「中学生」というフィルター越しに見てすごいのか。

これは一種の「ハロー効果」的なものではないのだろうか。

ハロー効果 - Wikipedia

 

ハッとさせられる意見や考え方もあるし、

当時は僕もそう思っていたよ。という考え方もあった。

まだまだ子供だなぁと思うこともあるけれど。

ブログを通して、自分の意見を発信しようとしているところは、

一歩上をいく取り組みなんでしょうね。

 

僕が中学生だったころは、ブログやネットコミュニティの黎明期だったので

自分の意見を発信する人は非常に少なかった。

パソコンオタクに近い人たちでないと、そもそもホームページとか作れなかった。

だから、意識高い系の友人は、新聞の投書欄にどんどん応募して

今日は○○新聞に載った。とかそれを競いあっていた。

今でいうところのPVみたいなものでしょうか。

 

そんな僕が最近の中学生ブロガーに思うこと。

「頭いいよね」これに尽きます。良い意味でも、そうでない意味でも。

ご自身の意見や考えが非常に強くハッキリしていますよね。

ブロガーの先輩の意見なんかを上手に取り入れながら、

大人顔負けの文章を組み立てていると感じています。

文字数も1000~2000文字とか。本当にすごいなぁと。

僕らの時代、ツイッターも無かったので、3行ブログとか。

そんな簡単なものがたくさんありました。

 

僕の思う「頭が良いこと」の悪い面。

考えすぎじゃないのかなぁって。

もちろんPV増えたりしたら嬉しいし、それが糧になるんだろうけれど。

そんな難しい文章、普段から書く??推敲しすぎてない??

と勝手に思ってしまいます。

 

中学生の時にしか使えない「中学生らしさ」という武器も

良いアイテムとして使っていけばいいのになぁって。

頭も良くて、パワフルで、モヤモヤとか意見とか

どんどん言いたい年頃だと思います。

みんなからコメントもらって、認められることが嬉しかったり、

「周りの中学生なんて子供だぜ。オレみたいな考えはわからないだろ」

みたいなスタンスの人もいるし、自分もそう思っていたこともありました。

 

大人になると、そういう時期を通過してきたからこそ、

今の中学生ブロガーを応援したくなるし、より真剣に読んでしまう。

「中学生」というブランドは、すごく存在感があり、影響力もあります。

その中で、「もうちょっと頭柔らかくしてさ」とか、「間口広げてみたら」

とか思うことが多くなりました。

 

必死なのはわかるし、そこにパワーを注いでいることもわかる。

自分に自信があるからこそ、自分のやり方を貫きたい。

その気持ちも良くわかります。少なからずブロガーってそんなもんです。

だからこそ、周りの意見に耳を貸してみたらもっと良くなるのでは??

 

自我が芽生える頃に、他人の意見を受け入れるのは大変だろうと思う。

相手の意見を理解して消化して吸収するのは、すごく難しいこと。

なんせ30歳の僕でも、自信がある事柄に意見されると嫌だからね。

 

それでも、少しだけ間口を広げて、

100%の自分を、95%の自分と5%の周りの意見にしてみてもいいのかな。って。

そんな余裕がでてくると、少し世の中の見方が変わると思います。

面白いヤツ、すごいヤツっていっぱいいるからね。

 

中学生ブロガーの皆さまの今後に期待しています。

ではでは。