こんばんわ。先ほど新聞屋さんが朝刊を届けていました。
もうすぐ朝ですが、もりもり書いてみようと思います。
最近、数名の中学生ブロガーと話をする機会がありました。
いや、率直にすごいね、自分の意見というか主張というか。
言葉がキレイだったり、描写が豊かだったり。
多感な時期というのがあるのか、日頃から良い文章に接しているからなのか
素直でストレートな、心地良い文章が多い気がします。
僕が30歳なので、中学生ブロガーは僕の半分か。
と思うと、将来が楽しみだし、ワクワクしちゃいますね。
ただ、僕の中には一つ疑問があります。
その中学生ブロガーたちは、素直にすごい人たちなのか、
それとも「中学生」というフィルター越しに見てすごいのか。
これは一種の「ハロー効果」的なものではないのだろうか。
ハッとさせられる意見や考え方もあるし、
当時は僕もそう思っていたよ。という考え方もあった。
まだまだ子供だなぁと思うこともあるけれど。
ブログを通して、自分の意見を発信しようとしているところは、
一歩上をいく取り組みなんでしょうね。
僕が中学生だったころは、ブログやネットコミュニティの黎明期だったので
自分の意見を発信する人は非常に少なかった。
パソコンオタクに近い人たちでないと、そもそもホームページとか作れなかった。
だから、意識高い系の友人は、新聞の投書欄にどんどん応募して
今日は○○新聞に載った。とかそれを競いあっていた。
今でいうところのPVみたいなものでしょうか。
そんな僕が最近の中学生ブロガーに思うこと。
「頭いいよね」これに尽きます。良い意味でも、そうでない意味でも。
ご自身の意見や考えが非常に強くハッキリしていますよね。
ブロガーの先輩の意見なんかを上手に取り入れながら、
大人顔負けの文章を組み立てていると感じています。
文字数も1000~2000文字とか。本当にすごいなぁと。
僕らの時代、ツイッターも無かったので、3行ブログとか。
そんな簡単なものがたくさんありました。
僕の思う「頭が良いこと」の悪い面。
考えすぎじゃないのかなぁって。
もちろんPV増えたりしたら嬉しいし、それが糧になるんだろうけれど。
そんな難しい文章、普段から書く??推敲しすぎてない??
と勝手に思ってしまいます。
中学生の時にしか使えない「中学生らしさ」という武器も
良いアイテムとして使っていけばいいのになぁって。
頭も良くて、パワフルで、モヤモヤとか意見とか
どんどん言いたい年頃だと思います。
みんなからコメントもらって、認められることが嬉しかったり、
「周りの中学生なんて子供だぜ。オレみたいな考えはわからないだろ」
みたいなスタンスの人もいるし、自分もそう思っていたこともありました。
大人になると、そういう時期を通過してきたからこそ、
今の中学生ブロガーを応援したくなるし、より真剣に読んでしまう。
「中学生」というブランドは、すごく存在感があり、影響力もあります。
その中で、「もうちょっと頭柔らかくしてさ」とか、「間口広げてみたら」
とか思うことが多くなりました。
必死なのはわかるし、そこにパワーを注いでいることもわかる。
自分に自信があるからこそ、自分のやり方を貫きたい。
その気持ちも良くわかります。少なからずブロガーってそんなもんです。
だからこそ、周りの意見に耳を貸してみたらもっと良くなるのでは??
自我が芽生える頃に、他人の意見を受け入れるのは大変だろうと思う。
相手の意見を理解して消化して吸収するのは、すごく難しいこと。
なんせ30歳の僕でも、自信がある事柄に意見されると嫌だからね。
それでも、少しだけ間口を広げて、
100%の自分を、95%の自分と5%の周りの意見にしてみてもいいのかな。って。
そんな余裕がでてくると、少し世の中の見方が変わると思います。
面白いヤツ、すごいヤツっていっぱいいるからね。
中学生ブロガーの皆さまの今後に期待しています。
ではでは。