おはようございます。すずきです。
最近暖かかったのに、今朝は冷えましたね。
布団が恋しかった。でも、未練タラタラで布団から抜け出してきました。
LINEの障害
昨日のYahoo!のトップページにも載っていた「LINEの障害」
全世界で2億人以上に影響が出たそうで。
そりゃYahoo!のニュースにもなるか。
多くの人がLINEを使って、LINEで連絡を取り合って
中には業務で使っている人もいると思うしね。
おおよそ障害の出ていた時間は2時間。2時間の障害は大きい。
携帯電話やインターネットサービスを提供している
電気通信事業者の場合、
影響利用者数が3万人以上又は継続時間が1時間以上の障害の場合、
総務省への「重大な事故の報告」が必要になる。
通信インフラ、生活に密着しているモノが止まるのは非常に困る話。
99.9%と99.99%の違い
障害による停止。という意味で、レンタルサーバーやWEB系のサービスに
「サーバー稼働率」というものが示されることが多い。
ホームページって、24時間365日ずーっとやっている。
ブログも、ツイッターなどのSNSも、いつでも使えると思うけれど、
その管理しているサーバーの稼働率。障害を起こさないで安定して動いていること。
僕の以前のイメージは、99.9%稼働してます!!
といわれると、なんとなくずっと動いてる。安定している。という感覚だった。
99.9%って、ほぼ100%じゃん、安心安心。って。
でも、以前働いていた職場で、社内ネットワークの見直しをするときに
情報システム部門のエンジニアから聞いたのは、
「うちの会社で99.9%だと基準に満たない」ということ。
またまた、何をこだわっているの。と思ったけれど、
一度、しっかりと考えてみることに。
99.9%の稼働率。ということは、0.1%の障害があるかも。ということ。
1年=24時間×365日=8760時間
8760時間×0.1%=8.76時間
これ1年で9時間弱は止まるかも。ってことですよね。
会社で使っているシステムで、営業日に9時間止まると大問題だな。
99.99%の稼働率だとしても、
0.876時間だから、50分強。1年で50分なら許される??
だから冗長性
同じサービスに依存すると、そのサービスに何かあった場合、
全てを失ってしまうことにもなりかねない。
だから冗長性を持たせることも大事。
ここでは、システムの多重化。という意味で捉えてもらえれば。
そういえば先日、こんな記事を書いた。
ミニマリストになると、冗長性が失われる。ということ。
だからといって、なんでもかんでも冗長性を取る必要はないと思う。
LINEの場合はどうだろうか。
もし相手とLINEのIDだけでつながっていた場合、
IDが変わったら、LINEがサービスを止めたら、それでおしまい。
他に知る由も無いので、それでおしまい。
一つのサービスに依存していて大丈夫だろうか。
仕事で外回りをしていたときは、携帯電話を3台持っていた。
当時は電波が入らないところも多くて、通信障害にも何度か見舞われ、
auと、docomoと、willcomを使っていたけど。
例えばどんなものを冗長化??
携帯電話が使えなくなると困るから、複数キャリア使っているし、
例えば、ブログで稼いでいるサラリーマンは、収入面での冗長化、
もちろん夫婦で働いているダブルインカムの家庭も冗長化されています。
仕事人間からすると、自宅と会社の公共交通機関が複数あること。
家の近くの交差点で事故が発生したときに、別の方向に通れる道があること。
電気が止まってもランプがあるとか、
財布以外に定期入れや名刺入れにお金を入れておくとか、
家にトイレが2つあることも、ボールペンが机に何本も入っていることも
そういうのが冗長化、多重化、という考え方で、
意外と皆さん、生活の中に取り入れています。
冗長化するにはコスト増がつきものなんですが、
それに見合う安心感や、いざというときにコストが掛からないとか、
そういった面で吟味する必要はあると思います。
東日本大震災から5年
ちょうど5年が経ったころでしたね。思い出してみませんか、5年前。
電話が通じない、連絡が取れない、そんなことがありました。
災害にはPHSが強い。と言われることもありました。
SNSで情報を入手していた人もいたことと思います。
LINEは便利だけどね、そこに依存すること、それを信じすぎてしまうことは
一度考え直してほしいと思います。
それはLINEだけでなく、日常のいろんなことも。
ミニマリストという考え方に、多いに賛成できるけども、
なんでもかんでもスリムにするのもちょっと違うかな。と。
僕の中で、LINEは欠かせないツールになっていたけど、
3月11日に、改めて考え直すことができて、よかったな。と。
これも、天の上の方で、すごい人たちに操られているんだろうなぁと
そんなことを思いながら、見つめ直す機会にしたいと思います。
ではでは。
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