こんばんわ、スズキです。
人生の中で、忘れられない人が何人かいます。
その中の一人は今日、4月25日が誕生日です。
ちょうど高校時代にお世話になった人。
たくさん相談にのってもらいました。
今となっては、どこで何をしているのか分からないんだけど、こういう機会だから思い出すことができます。
どうもありがとう。
僕の中には、たくさんの記憶がしまってあって、頭の奥底のほうにキレイに積み重ねてある。
ずいぶん昔の記憶は、下の下のほうにしまってある。
そんな「記憶の山」がどんどん高くなっていくんだけれど、何かのキッカケで崩れてしまう。
崩れてしまったときに、箱からポロっとこぼれるその「記憶」こそが、僕の生きてきた証であり足跡だ。
何がキッカケで「記憶の山」が崩れるか分からないけど、そういう瞬間というのは頻繁にあるものだと思う。
あまりにも記憶が多すぎて気付かないこともあるけれど、そういったキッカケはそこらじゅうに落ちている。
今日はあの子の誕生日。
それが昔の僕を呼び起こしてくれるんだ。
あのころはたくさん悩んでたなぁ、あのころは楽しい趣味がいくつもあったなぁ、あのころはアレに燃えていたなぁってね。
今と比較すると、ちょっぴり惨めに思うこともあるんだけどね、それをバネに生きていけるんだよ。
過去も今も、良いことも悪いことも共存しているからこそ、人生に振れ幅ができてワクワクドキドキする。
マイナスのものと、プラスのものから、良いものは生まれる。
極端に偏った2つのものから、良いものは生まれる。
ちょうど高校生のときに、そんなアドバイスをしてくれた先生がいた。
人生に振れ幅ができることで、良い「自分」が生まれてくるんだよ。
だから「過去」も必要だし「未来」も必要。
その狭間にいるからこそ、「今」良いものが生まれる。
辛かったときや、幸せだったときがあるから、良いものが生まれる。
僕はできるだけ、過去を見ないように生きてきた。
どんどん過去はリセットして、新しいものへ、新しいものへと求めてきた。
そうすると、ずっとずっと走り続けないと耐えられないんだよ。
マグロみたいに、死ぬまで泳ぎ続けなきゃいけない。
こんな記事も書いたしね。
でもね、どこかで立ち止まって足元を見つめなおすときが必要。
そうやって、自分の「今」をじっくり見直すことが必要。
そのためには、やっぱり過去を振り返らなきゃいけない。
そういう「記憶の山」が崩れる時、というのが何度もあるから、そこでじっくり考えてほしい。
当時の自分が持っていた「ピュアで新鮮」な感性や、目指していた「夢」、周りの人に対する「気持ち」や好きなあの子への「想い」
何年も月日を重ねるごとに色褪せてきてしまうからこそ、思い出せるチャンスのときに、充分に過去を振り返りたい。
今日、4月25日はそんな日。
高校時代の気持ちを振り返って、次のステップへ向けて走り出す日。
たまには、ゆっくり過去を見てみようよ。
ではでは。