こんばんわ、スズキです。
僕はよく電車に乗ります。
駅でよく聞くアナウンス
まもなく1番線に電車が参ります。
黄色い線の内側でお待ちください。
そうだそうだ、危ないなぁと注意換気してくれます。
ちょっとした疑問
黄色い線は、線じゃない。
このアナウンスが示している「黄色い線」というのは、点字ブロックのことでしょう。
だから、そこまでは下がってくれよ~という意味だということはわかります。
ここでの問題は「点字ブロックは線じゃない」
数学的考えた場合、線というものは面積があってはいけないです。
注)専門家では無いので誤りがあれば教えてください。
どんなに細いペンで線を引いてもそこには幅があって、面積があります。
今の時代、「線の幅」が問題になってくるんですよね。
メートル原器の話
話はそれますがその昔、長さ1メートルの基準となった「メートル原器」というものがありました。
摂氏0度の時に、そのメートル原器の両端に刻まれた線と線の間の距離を1メートルとする。
という1メートルの見本です。
現在は、光が真空中を「299,792,458分の1秒」進む距離とされ、メートル原器は廃止されています。
廃止になった理由の一つには、メートル原器の両端に刻まれた「線」に幅、面積があり、その「線」の内側ギリギリか、外側ギリギリか、真ん中なのか、どれが基準か不明確だからと言われています。
つまり、線は見えてはいけないのです、面積が無いから。
あるとすれば、「黒い画用紙の上においてある白い紙」みたいな境目が認識できる「線」ということではないでしょうか。
「線」の次は「内側」
まぁ、百歩譲って「黄色い線」だとしましょう。
その内側ってどこ??
反対方向に行くホームにも黄色い線があるぞ。
内側って、線路じゃないか!!!と叫んでいる子供がいた。
それもそうだな、そんなこと考えたこともなかったけど。
もう一つ、本来「線」に面積があってはいけないけれど、この「黄色い線の内側」というのは、線の上のことだ!!!と言って、駅員さんとモメてるおっちゃんもいた。
日本語って難しいな。
華麗なる数学者、秋山仁
テレビにも良く出演している有名な数学者「秋山仁」先生。
先生が小さいころ「コップの中に水を入れて」と言われ、コップを叩き割ったそうだ。
みんなが言う「コップの中」は外とつながっている。
だから、それを中とは思わずコップそのものに「中」があると思った。
という話を聞いた。
「黄色い線の内側」みたいな話だな。
先生の本でも紹介されていたので、間違いないはず。
つまりどういうことか
もちろん、危ないから黄色い線の内側で待て!!と言われれば、どこで待てばいいか分かるし、いちいち面倒なことは考えない。
それは常識というものかもしれない。
よくよく考えてみると「はてな?」と思うこともあるかもしれない。
ただの揚げ足とりの戯言だと思っていただければいいんだけど。
そんなコトを頭でグルグル考えていたら、いつの間にか降りる駅に着いていた。
あまりにくだらないけれど、そのくだらないところが面白い。
秋山仁先生の本、一度読んでみて。