「自分」
こんばんわ、スズキです。
自己アイデンティティ、自分のブランド化、そんな記事を最近書いていました。
ところで、「本当の自分」はどういう「人」なのか。
もっと言えば、「今の自分」はどういう「人」なのか。
それを的確に捉えている人は、どれくらいいるでしょうか。
就活でエントリーシートを書くとき、占いの本を読んでいるとき、自己啓発本にマインドを揺さぶられているとき。
そういうときには、比較的自分と向き合うことが多く、自己分析をするが、それ以外のときはどうだろう。
- 「自分」
- 自分を見つめなおす機会は無い
- 100個リストとは
- 書くだけでは成長しないから
- 重要なのは、このリストの棚卸し
- 今の自分の適性を知ることが重要
- 自分ポジションの確認
- 僕の中にある何でもリスト
- まとめ ~PDACということ~
- 今やっていることは「今の自分」だから
自分を見つめなおす機会は無い
普段の生活においてはどうだろうか。
なかなか自分のコトを振り返る機会は少ないと思う。
ただ、こうやってブログを書いていたり、何かしらのセミナーに通っている人は、そうではないかもしれない。
僕の周りでも、ストレングスファインダーや、サイグラムといった、自己の深層心理を探し出してくれるような本が流行っている。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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ちなみに、ストレングスファインダーで自己診断をすると、こんな結果になった。
そういったモノで、自分を見つめ直すのも一つだが、僕は100個リストをオススメしたい。
100個リストとは
「あるお題に沿って、答えを100個書く」といったすごくシンプルなもの。
営業系の研修では良く使われている手法で、自社製品の良いところを100個書いてセールストークにつなげたりする。
自己分析をするには「100個の何か」をテーマに書いてみればいい。
また、項目によっては100じゃ多すぎるから、50個や10個に減らして柔軟に対応していく。
例えば
- 生きている間にやりたいこと100個
- 行ってみたいとこ100カ所
- 好きな曲100曲
- 好きな友達100人
- 憧れのアーティスト100人
など、あるテーマについて書いてみる。
あとはできるだけ、ポジティブなネタのほうがいい。
あまり元気が無いときに、100通りのマイナスなことを考えると、気が滅入ってしまいそうでしょ。
自分が書きやすそうなネタでいいので100個書いてみよう。
書くだけでは成長しないから
100個書き終わったら、それを分析してみる。
やりたいこと100個であれば
- 今できること
- ○年後にできること
- その瞬間で終わるもの
- 継続しているもの
- 一人でできるもの
- 他人と一緒にやるもの
- お金が掛かるモノ
- お金はあまり気にしなくていいモノ
- 準備が楽チンなもの
- 準備に時間がかかるもの
といったような項目に分けてみる。
人生の中で「やりたいこと」なので、やったほうが楽しいじゃん。
そういったリストがあれば、ちょっと時間のあるときには○○、来週の土日は時間があるから△△と、好きなことをたくさん楽しめる。
重要なのは、このリストの棚卸し
このリストを使って達成率を楽しんでもいいと思う。
「達成した」がどんどん増えていくのも、また面白いこと。
ただ気をつけなければいけないのは、「そのときの自分」がやりたかったこと、ということ。
そのリストを、何年も使っている必要は無い。
大学生のときのリストが、社会人にマッチしない可能性もあるし、結婚したら、子供が生まれたら、考え方もかわる。
だからこの「100個リスト」は定期的に棚卸しをしなければいけない。
3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、自分の好きなタイミングで全ての項目を見直す。
達成できたモノは、次のやりたいコトを。
達成できなかったモノは、もう一度リストに入れるか検討。
ドキドキしないような項目があるなら、さっさと削除してしまおう。
今の自分の適性を知ることが重要
いらなくなった古いリストも、少しの間は保管しておくとよい。
過去の傾向、6ヶ月前の自分、12ヶ月前の自分がよく見えるから。
ブログを飽きている人なら理解いただけると思うが、半年前に書いた記事ってどう思う???
もしかしたら1年前、3年前に書いた記事がある人もいるかもしれない。
そういえば、このときはこんな気分だった。
そう思うと今はいい大人になったな。
自分の生い立ちを振り返ることができる。
「100個リスト」なんて、その凝縮版ではないか。
好きなアーティストが100人いたときに、今と昔では全くメンバーが入れ替わっているかもしれない。
そういった「自分」に気付くことで、色んな変化に対して安心できるようになる。
その為にも、自分のポジションを確認しておく必要があります。
自分ポジションの確認
付き合う人間、周りの環境、住んでいるところ、そういった要素が変わると、人は知らず知らずのうちに変わってきます。
大学生になったら、下宿を始めたら、アルバイト先が変わったら。
そういったことで、自分は変わっていくんですよね。
ある日、ふと振り返ってみたときに、いつもと違う「自分」になっているわけです。
こんなはずじゃ無かったのに、という人もいれば、こんなステキな自分になれてよかった、と思う人も。
そういったタイミングで、今の自分はどうなっているのか、どうして行きたいのか、どうなりたくないのか。
方向性を決めて行くことが重要になってきます。
やりたいこと100個以外に、「自分がやるべきコト100個」があったとしたら、その達成率をみながら「手を抜いてしまったな」「もっと頑張れたな」と反省するときや、「こんなにたくさんできた」「絶好調だ」と自信に変えるときもある。
だからこそ、「今の自分」をしっかり見つめていくことが大事です。
僕の中にある何でもリスト
- 習慣にしたいこと
- やらなきゃいけないこと
- やってみたいこと
- 好きな食べ物
- 行ってみたいところ
- 好きな曲
- 好きなブログ
- 好きなブロガー
- 好きなwebサイト
- 好きな車
- 好きな女性
- 憧れる男性
- 好きなシチュエーション
- 気になる匂い
- 好きな言葉やフレーズ
- 好きな考え方
これでもたったの16個。
100個書くっていうのは、頭をフルに使わないといけない。
頭をフルに使わないといけないが、100個リストの良いところは、紙とペンがあれば、スマホがあれば、どこでもできるということ。
電車の中でも喫茶店でもどこでもできる。
だからこそ、もっともっと自分ポジションを確認して、「自分」というものを強固にしてほしいわけです。
まとめ ~PDACということ~
PDCAの話と同じで、やりっぱなしではダメということ。
P: 好きなことリストを作った
D:やってみた
C:棚卸しのタイミング
C:もう一度考える
A:新しい方向に向かっているようだ
A:好きなことリストを作ろう
そうやって、順番に順番に「新しいコト」を迎えて、「古いコト」を削除していく。
そういうサイクルを自分の中で生み出していくことが重要。
今やっていることは「今の自分」だから
明日になれば違う考え、違う思想になる可能性が十分ある。
それは「今日の考え」は「今日の自分」が生み出しているものだから。
何かのキッカケで考え方が変わるなんて良くあること。
その違いを受け止めて、次のステップに進んでいこう。
考えが変わることは至極当然なことだ。