こんばんわ、スズキです。
「自分が正しい」そう思っていませんか。
僕は、自分が正しいと思っています。
自信もあるし、信念は曲げない。
だけれども、それを押し通すのはスマートではない気がする。
言いたいこと、意思表明したいことはもちろんあるし、それを「違うんだよ、分かってないなぁ」で終わらされるのはムカつくのだ。
だから、あーでもない、こーでもないと言いながら自分の意見を言う。
あたかもそれが100%正しいかのように。
最近で言えば、フリーランスの話や、50円の話、少し前だと「日本死ね」の話しとか。
それぞれの意見が強烈で言いたいこともわかるし、そういう考えがあるのもわかるけど、みんなそんなに頭ごなしにならなくてもいいのではないだろうか。
そりゃ、ブログを書いていたりする人だから、意見発信したい気持ちは分かるけどね。
それを押し通すと、だんだん残念に思えてくるのは僕だけだろうか。
人の意見がぶつかるなんてことは、いたって普通なことだと思う。
極端に言えば「みかん」が好きか「りんご」が好きかの違いくらいじゃないだろうか。
譲れない事柄や、超えてはいけない一線があるのもわかるけど、どこかで上手く折り合いをつけるのも、大人の対応ではないかと思う。
全てのものが、白か黒に分かれるわけではないから。
僕が以前にも紹介した漫画「鈴木先生」の一節に書いてある言葉。
「つけるということが許されているだけ」
何を「つける」のかは、是非とも漫画を読んでいただきたいものだが。
それが「許されている」だけのことを、張り切って主張するのはナンセンス。
フリーランスで頑張るのも許されていることだし、サラリーマンで頑張るのも許されている。
どちらが良いとか悪いとか、そういった話ではないような気がしてね。
もちろん尖った意見をすることで振れ幅が大きくなるので、読まれやすい記事、注目を集めやすい記事になるのだろう。
ただ、それに、そこに力を注ぐのも、なんだか違うような気がする。
ブログ界隈の人たち、有名大学を卒業していたり、すごく興味深い考え方をする人が多くいる。
僕自身、一回り下のブロガーに、たくさん気付かされることがある。
熱い思いや、情熱や、一心不乱に突き進むパワーをはじめ、科学的に考える頭、論理的な考え方、有名文学からの一節を紹介してくれる人。
ブログ界隈の人たちは、すごくスマートで、クリエイティブで、面白い人ばかり。
だからこそ、尖りまくってぶつかるより、煽りまくって炎上するよりも、ある程度の範囲での話しが聞きたくなる。
少し大人の人が、少し先輩のブロガーが、うまく意見を取りまとめてくれてもいいと思うし。
あまりにも表面だけを捉えて、その人の背景にあるものをないがしろにする人が多いような気がする。
字面だけを見ていても、それは面白くないぞ。
そんな薄っぺらい話をみんなしているわけではないと思うし。
面白い考えや、ワクワクする話がたくさんあるのに。
記事を読みながら、あんなことや、こんなことや、いっぱい想像できるコンテンツなんだけどな。
瞬間湯沸かし器のように燃えて、批判して、ブコメをつけたりして。
そうじゃなくて、もうちょっと大きな視点で、高い視野で、気付きを教えて頂ければと思う。
いやいや、みんな面白いよ、本当に。
1億数千万人の日本人がいる中で、僕が読むブログ、気になるブログなんて、500もあるかどうか。
すごく密度の濃いブログ界隈だからこそ、もっと興味深い話を聞きたいと勝手に思っている。
「それが許されていること」「モノゴトが並立すること」そういったことを、もうちょっと大事にしながら、次の記事にチャレンジしたい。
ではでは。