ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

腹いっぱいの弊害

「何をしているときが一番楽しい???」と聞かれたら、どう答えるだろう。

「寝ているとき」や「ご飯を食べているとき」という回答があってもおかしくない。

 

f:id:acogale:20160903232217j:plain

ラーメン HAMASAKU 愛知県名古屋市中区

 

睡眠欲、食欲というのは、人が生きていく上で避けては通れない「欲望」なのだから。

本能のままに寝て、本能のままに食べていると「堕落した人」と烙印を押されてしまう。

寝ること、食べることは大事なのだが、弊害もあるということだ。

先ほど食事をしたばかりの、腹いっぱいな気持ちで弊害についてお伝えしようと思う。

 

 

食べているときは幸せ

「食べる」ということは、幸せだ。

特においしいモノ、好きなモノを食べているときは自然と笑みがこぼれてしまう。

 

食事をするときには「何を食べるか」ではなく「誰と食べるか」も重要だと言われる。

しかし、ベースになるのは、何を食べるかということで、おいしいモノがあるからこそ会話も弾み、あの人との食事が楽しくなるのである。

 

多くの人が1日3食のスタイルだろうから、毎日3回も幸せになるチャンスがあるのだ。

そんな幸せを運んでくれる食事だけれども、しばしば食べ過ぎてしまう。

調子にのって食べてしまうのだ。

絶好調に調子に乗っているときは「ビーフorフィッシュ??」と聞かれたら「両方!!!」と答えてしまう。

 

僕が思う食事というのは、すごく緩いものなのである。

f:id:acogale:20160903232241j:plain

デニーズ セレクトモーニング

 

食べ過ぎると

そんな緩い緩い食事タイムを、本能のままに過ごしていると弊害がある。

いつの間にか「食べ過ぎ」てしまう。

そんなに食べたらダメだよ!!!と天使のスズキが囁いているのだけれど、悪魔のスズキがいーじゃんいーじゃん食べちゃえよ。と言うのだ。

 

「ちょっとくらいいいかな」と思ったら最後、止まらなくなるのだ。

あー腹いっぱい、となるまで食べてしまう。

その満足感は、もう、なんというか、他のモノには無いほどのパワーを持っているのだ。

 

f:id:acogale:20160903232251j:plain

日の出ラーメン 千種分店 愛知県名古屋市千種区

 

うごきたくなくなる

さて、そんな満足感を堪能していると、次に襲ってくる弊害は「動けない」ということ。

というより、うごきたくなくなるのだろう。

座敷であれば足を目一杯崩して、トドみたいになってしまう。

うごきたくない、もうちょっとそこにいたい。

 

すぐに動くと横腹が痛くなるし、もうちょっとそのままでいたい。

まったくやる気が出ないのです。

ご飯をモリモリ食べた時点で、今日のミッションは終わりです。

やる気もゼロ、うごきたくもない、酷いものですね。

 

f:id:acogale:20160903232308j:plain

アジアンカフェ食堂 ChanaLeaf 千葉県いすみ市

 

きもちわるい

やる気ナッシングの状態で、次に襲ってくる弊害は「きもちわるい」だろう。

満腹度というのは少し遅れてやってくる。

ちょっと物足りないかなぁというくらいで止めておけば、ちょうど心地よい満腹感に満たされる。

 

それが、本能のままに食べてしまうと、食後30分くらいできもちわるくなってくる。

要するに食べ過ぎなんですよね。

でも、満腹度が少し遅いので、自分では気付いていない。

いや、本当は気付いているんですよ、何度も同じ経験をしているので。

その経験が活かされないくらい、食べ物のパワーにやられているんですね。

 

それもひどいときには翌朝まで引きずることがあります。

飲みに行った帰りに定番のラーメン。

次の日、朝からグロッキーになってしまう、あぁ僕はなんて学習能力が無いのだろうか。

記憶力も判断力も欠乏しているようです。

f:id:acogale:20160903232321j:plain

名古屋ラーメン 藤一番

 

どうでもよくなる

そんなことが続くと、まぁどうでもよくなるんです。

しまりが無い人間に成り上がってしまいます。

まぁ生きていく上で「ご飯を食べる」という行為は非常に重要なものなので、それが満たされているだけで満足。

 

狩りをしなくても、獲物が目の前にいるという状況。

何を頑張るのでしょうか、ご飯に困っていないのにね。

そうすると、やる気が欠如してくる。

 

どうでもよくなるんですよね。

良い言い方をすれば、モノゴトに寛容になるということです。

 

逆にお腹が減っている状態というのは、イライラしがちなのでしょうか。

食料で満たされれば、みんな幸せになるのかなぁ。

f:id:acogale:20160903232144j:plain

Blue Note NAGOYA 愛知県名古屋市中区

 

 

ズボンが入らない

幸せだけだと、何の問題もないんですけど、食べ物に取り憑かれた生活をしていると、新しい問題が。

 

ズ、ズ、ズボンが入らない。

昔のスーツ、昔の礼服が入らないぞ!!! と焦っていらっしゃる方をたくさん見てきました。

昔はスリムだったのになぁ、と愚痴っている人もよく知っています。

本能のままに生きていると、ズボンが入らなくなるんです。

 

多くの方がそれを経験しているとすれば、皆さん素直に生きていらっしゃるのでしょう。

「太る」ということは、「吸収するエネルギー」>「消費するエネルギー」ということでしょう。

どんどん食べてしまう、それもハイカロリーのもの、吸収されやすいものを。

「生きる」ということを考えると、それは非常に大事なことだけれど、人間という世界においては「大賛成」と言えないことも。

 

ズボンが入らなくなっているということは「自己管理ができていない」と見なされることも。

どこかでバランスが必要になるわけです。

f:id:acogale:20160903232446j:plain

カレーハウスCoCo壱番屋

 

 

身体が重い

そしたら、ジャージみたいな、ノビノビ素材の洋服に変えましょうか。

そうすれば調整できる範囲が広がりますからね。

ズボンも長持ちするでしょう。

無理に窮屈なモノを着る必要もなくなります。

余裕がある服っていうのは、幸せと同時に堕落させますね。

 

また、ジャージを着たところで、スポーティーに動けないのも現状です。

体重が増えると、身体が重い。

本当に重いっっ!!!って思いますよ。

階段を避けるようになったり、一駅歩くのを止めてしまう。

時間が余分にかかっても、楽ちんな道のりを選ぶ。

すぐに座ろうとする。

 

立っている時だけでなく、座っているときも。

起き上がるのに一苦労する。

座敷で座るのが窮屈。

そもそも座るのも窮屈になってくる。

 

こりゃいよいよダメ人間ですな。

f:id:acogale:20160903232504j:plain

崎陽軒 秋のかながわ味わい弁当 横浜駅

 

負のスパイラル

そうやって、食べる→満足→食べる→満足

太る→身体重い→運動したくない→太る→身体重い→

と、負のスパイラルが続いていきます。

 

あぁ、このまま堕落した人間になっていくんだなぁ、と。

自分から立ち上がらないと、このまま負のスパイラルから抜け出せません。

 

本当にこのままで良いのだろうか。

本能のままに生きていてよいのだろうか。

f:id:acogale:20160903232657j:plain

唐揚食べ放題100円 有鳥天酒場 東京都千代田区

 

 

本能的には食べていたいけれど

食べていたいけれど、どこかで少しだけ我慢しなければいけないのだろう。

そうじゃないと、ダメ人間になってしまうことは容易に想像できる。

 

僕たちの本能は、まだ何百万年前のそれと変わっていないのだろう。

まだ狩猟生活をしていたころ、作物も満足に採れなかったころ。

エネルギーを吸収しなくては死んでしまう、餓死する。

 

今の時代、僕の生きている環境はエネルギーを容易に吸収できる。

少しのお金で満足する食事ができる。

苦労せずに食事にありつける。

 

その本能と現実のギャップを頭の中で修正していかないと、ただのデブになってしまう。

 

f:id:acogale:20160903232608j:plain

博多一幸舎 岡山駅店

 

 

腹八分目に医者いらず

そういえば、ばあちゃんがこんなことを言っていた。

「腹八分目に医者いらず」

昔の人は、本当にシビアに見ていますね。

最近になって「腹八分目に医者いらず」という言葉が身体に重くのしかかっています。

まさにその通りだ、と。

 

暴飲暴食はダメなんですよね、生活する上でも、生きていく上でも。

最近では、1日1食の食生活を送っている方もいらっしゃるようで。

 

f:id:acogale:20160903232528j:plain

お米パンと紅茶 カフェケトル  東京都渋谷区代々木

 

どこかで「食事」というものを、真剣に考えなければいけないときがくるのでしょう。

僕にとっては、それが今なのかもしれません。

単純に「うごきたくない」と最近思うようになってきたので。

食事をしているときが、至福のひとときになっているので。

 

このままじゃいかんなぁと、強く強く思っているところでございます。

まずは「腹八分目宣言」をしながら、基礎になる部分を整えていければと思っています。

 

追い風ビュンビュンブロガー スズキでした。

 

 

【図解】脳がよみがえる断食力

【図解】脳がよみがえる断食力