ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

旬のモノと、過去に縛られないモノ

こんばんわ、スズキです。

 

ある雑誌の編集長が、こんなことを言っていました。

「今の号は半額でいいから、過去の号は1,500円にしてくれ」

これは、雑誌を電子書籍化する話が舞い込んできた際に言った言葉だという。

 

過去の号、バックナンバーを高くするのは、のちのち儲かるからかな、なんて浅はかな考えをしてはいけない。

雑誌は「今」を売るモノだから、今の号を買って欲しいということだ。

 

そこに載っている特集が、「今」だから選んだもの、「今」だから読者に伝えたいもの。

そういった強い思いがベースにあるという。

 

「今」でなければいけない。

思ったことをそのまま書こうと思っている「素描書き」ブログをしていると、今でなければいけないことが多い。

 

今でなければいけないというより、今言いたいことがこれだ!!ということ。

これを3ヶ月後に読まれても、今伝えたいエネルギーや、高揚感は伝わらなくなってしまう。

自然とこみ上げてくる「今」の感情が文字になり届けられること。

ここに価値があるのだろう。

特にネット文化においては、情報がすぐに伝わる、伝えることができる。

 

10分前に考えていたことが、ブログになり世界中の人に読んでもらえる準備ができる。

そういうリアルタイム性を求めているなら、もっと「今」に拘ってもいいのかもしれない。

「今の気持ち」を大事にしながら、一歩ずつ進んでいくのだと思う。

 

過去の何かを大切にする気持ちもあるが、ここに載ってくるようなものは、今が一番旬なのだ。

僕が考えて思ったこと、僕が悩んでいたこと、僕が深く考えさせられたもの。

そういったものが、そう思った一番熱い時に記事になっているから。

 

 

hatena.aco-gale.com

 

すぐやることが大事という記事も書いた。

すぐやる=今を大切にする。

といった僕の認識だ。

 

やると決めた瞬間、やろうと思った瞬間が一番ホットで、一番パワフル。

その瞬間に「今」を形にしないと、どんどん腐っていってしまう。

できたてのタイミングが大事。

 

雑誌に比べると「今」という範囲は狭いのかもしれないが、このタイミング、この瞬間というものは共通しているのだと思っている。

 

僕が電子書籍販売の際に編集長が言ったこの話を聞いたのも「今」であり、それに心を動かされたのも「今」だったりする。

その気持ちを強く持っているうちに、ひとまず外に伝えておきたい。

 

僕がいいと感じたもの、僕が心を動かされたもの。

そういったモノを「誰彼かまわず」伝えることが、僕の下半期の目標だから。

 

次の名前は「おせっかいブロガー」かもしれない。

 

 

BRUTUS(ブルータス) 2016年 10/1 号 [ファッションジャーナル2016]

BRUTUS(ブルータス) 2016年 10/1 号 [ファッションジャーナル2016]