先日、ブロガーズフェスティバル2016に参戦してきました。
今回の実行委員長 奥野大児氏(@odaiji)にイベントのご紹介を頂いたので。
ちょうど色々な予定がうまく調整できたので楽しく参加してきました。
ブロガーズフェスティバルについて
去る9月24日に開催された、ブログを書いている人=ブロガー向けに開催されたイベント。
2013年から開催されて今回で4回目なのでしょうか。
リピーターの方も多くいらっしゃった印象です。
今年は9つの講演があり、オープニングセッション以外はステージAかステージBのどちらかを聴講するスタイルでした。
最大5人の話しを聴くことができるんですよね。
どの講演も、ブログをはじめ、ネットメディアに興味がある人にはワクワクするような話しばかり。
文章の書き方、デザインの仕方、写真の撮り方など、改めて聴くことで良い刺激になりました。
イベントとしてのクオリティ
僕は長い間、イベント屋さんをしていました。
イベントの企画や、会場の選定、当日の運営などなど。
参加者としてイベントに参加しても、職業病なのか染みついているものなのか。
イベントとしてのスムーズさや、裏方の動き、タイミングなどが気になってしまいます。
さて今回は300人を超える規模での開催になったようです。
イベントの規模が大きくなればなるにつれて、主催者と参加者の距離は離れていくものと考えています。
サークル活動の延長線であれば、みんなで協力し合ってワイワイガヤガヤといった雰囲気もあります。
それが数百人規模になると、主催者と参加者の間にラインがしっかりと引かれているような気がするんですよね。
今回、僕の中でモヤモヤした点はそこです。
主催者と参加者(スズキ)の感覚の違いが大きく、モヤモヤしていました。
参加者がお金を払っているのだから、もう少し丁寧な運営をすればいいのになぁと。
せっかく奥野さんが挨拶しているんだからプロジェクターをオフにすればいいのに、とか。
ライティング(光のコト)のリハーサルしてなかったのかなぁとか。
ヨッピーさん来るのかなぁとか。
ただ、いろいろなコトが笑いで誤魔化されているような、雑に扱われているような。
そんな気がするシーンがしばしば。
モヤモヤでは終わらない
モヤモヤした気持ちのままだったけれど、その気持ちが変わる時が。
それは懇親会が始まった時でした。
食べ物が出てきて喜んでいるわけじゃなくて。
ケータリングの質が高い。
ちゃんとした料理が並び、飲み物もしっかり出てくる。
僕はもっとちっぽけな懇親会かと思っていたんですよね。
僕が勝手に思い込んでいただけですが。
今回のブロガーズフェスティバルの参加費は5,000円でした。
早割を使って4,000円でチケットを手に入れたのですが。
僕はブロガーとしてよりも、イベント屋として企画運営をしてきた経験の方が長いので、頭の中で勝手に計算してしまうんです。
会場費に登壇者に運営コストを考えると、懇親会に充てられる費用は1,000円も無いくらいだろうなぁと思っていました。
コスパ良すぎ
そんな気持ちでいたので、余計にモヤモヤしていたのでしょう。
参加費のほとんどが懇親会用の費用ですよ、本当に。
コスパ良すぎますよ、本当に。
料理も無くなることがなく、ビールにワインに飲み物の種類も豊富で大満足です。
セミナー後に同じ会場でやる懇親会って残念なことが多い。
適当なおつまみと、ビール2~3本で終わることも多いですが、そんなことは無かった。
ということは、運営費に充てられる費用が非常に少ないわけです。
感覚で言えば500円、1,000円で9人の中から5つの講演が聴ける。
協賛してくださるスポンサー様がいたとしても、オトク過ぎです。
それが事前に分かっていれば、モヤモヤ感が無かったと思います。
もっと僕自身が歩み寄るべきでしたね。
一緒にワイワイ楽しめば良かった。
ただ、それに気付いたのは料理が出てきた時だったと。
勝手に自分のモノサシで、勝手に決めつけた結果でした。
料理のクオリティ、飲み物のクオリティを最初に知っておくべきでした。
それが僕の大きなミスでした。
コストバランスって??
じゃあ、講演会の内容が500円、1,000円程度だったのかと言えばそんなことは無い。
僕は講演会だけで4,000円くらいかなぁと思っていたから。
今回、もし懇親会が無かったとしても、充分満足して帰りました。
素敵なブロガーさんに会える機会もあったし、生の意見を聞くこともできた。
LT企画もワクワクした。
だから講演会だけでも本当に満足だったのだ。
もともとそのつもりだったし、懇親会がこんなに豪華だとは思ってなかったし。
気持ちの問題だが、もったいないことをしたなぁと反省、猛省している。
ブロガーよりもイベント屋だった
各講演の話も興味深いものだった。
それは次の機会にでもご紹介したい。
それよりも「運営」が気になってしまったのは、ブロガーではなくイベント屋の気持ちが染みついているからだろう。
そういった余計なモノが気になってしまうところがまだまだありました。
そうなのであれば、それをもっと生かせるようなスタイルを作っていきたい。
ブログはブログで大事なスタイルです。
そこにエッセンスを加える為にも、自身の経験をプラスしていけるようにNEWスタイルにしていきたいものです。
イベント運営は当日までドキドキ、特に最近はその後の感想などもSNSで感じることができるので、もっとドキドキ。
大きなプレッシャーの中で、本当にお疲れ様でした。
次のイベントを、楽しみにしています!!