何かと話題の電通ですが、電通マンの行動規範とも言える「鬼十則」というものがあります。
その1番目
仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
これですけどね、最近特に感じるわけです。
別にそこまで仕事をしなくてもいい、という意見があるのは承知の上です。
が、自分で行動しない人、自分で行動できない人の業務レベルはひどく低いことがある。
「だって言われてないから」
それで済ますなら、それでいいんだけれど、そうしたら言われたことをちゃんとやってくれと。
自分カラーも出せず、言われたこともできず、やる気もなければどうしようもない。
空気を読むことが大事。
誤解の無いように言えば、「空気を読む」スキルがあることが大事なだけ。
それにビビって行動しないというのは、また違うこと。
空気を読む=肌で感じることだと思う。
全体を見渡せることだと思う。
自分のポジションを確認するためにも、誰がどんな業務をしているのか、他の案件はどうなっているのか。
というのは、空気で分かるもので、それを理解しておくことは悪いことではない。
結局のところ、受け身でいるだけで、自分から何もしない人が、僕の周りには多い。
あーだこーだ言う前に、ちゃんとやってほしいのだけれど。
わざわざ言われなくても知っておくべきこと。
例えば自社で扱っている商品の名前、価格帯、ターゲットなどは、ある程度覚えてほしいわけで。
自分自身の「売り」は何になるのだろうか。
仕事も適材適所だろう。
営業が得意な人、事務が得意な人、パソコンが得意な人、お金計算が得意な人。
いろんな「得意」があるなかで、何が得意で、何をアピールするのだろうか。
半年経っても、それが見えてこないというのは、そもそも業務にマッチしていない??
適当に働いているのであれば、まぁいいんだけどね。
そういう人に限って文句が多いから、結局のところ、どうしたいのかが分からない。
付き合う人によって大きくことなる。
最近、交流のある人は、自営業の人、経営者の人、エンジニアの人。
そういった人たちの話を聞いているのは面白い。
おっさんになっても、キラキラしているんだよね。
もちろん若い人でも、やる気に溢れている人がたくさんいるわけで。
一般企業で働く人は、この程度なのかなぁと思いながらも、そこに上手く気持ちが合わせられないんですけどね。
もっとガチャガチャかき混ぜてくれるほどのパワーのある人がいればいいんだけど。
今のところそんな雰囲気では無いです。
どうしたらそうなるのかと思えば、冒頭の鬼十則
「仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。」
ということになる。
受け身でいても仕事はやってくるし、首になることはないけれど。
ステップアップしないままの時間ってもったいないような。
人それぞれなんですけどね。
もう少し環境が合った人と、楽しくやっていきたいと思う今日この頃でした。