書くことを習慣化する。
書かなきゃいけない環境を作る。
頭の中にある何かを外に出すには、頭の中に蓄えが必要だ。
コンテンツは無限に湧き出てこないから、日常のいろいろをコンテンツにする必要がある。
日常の経験や体験かもしれないし、読んだ本のことや映画の感想、今夜のレシピかもしれない。
そうやって、書くネタを用意しておくことが必要で、そのネタをいかに集めておくかが重要になる。
みんなと同じように1日は24時間だし、寝る時間だって必要だ。
特別なことが起きていることはなく、みんなと同じような毎日が過ぎていくけれど。
その中でどうやってネタを拾っていくのか。
それは、日常の解像度を上げること。
見たモノ、感じたことをただ平たく受け取るのではなく、解像度をあげてきっちり自分のものにするということ。
どこまで具体的に感じられるのか、それを表現できるのか、ということが重要になってくる。
解像度が高くなってこれば、それに対応する自分の気持ちも変わってくる。
気持ちが大きく動くこともあるだろうし、感情が溢れてくることだってある。
他人事として、薄っぺらく平たく見ているだけでは、そんな感情は生まれてこない。
だからこそ、解像度を高くする必要がある。
もう一つ、ネタを見つけるためにやることは、選ばないほうを選ぶこと。
大変なこと、面倒なこと、ツラいことを選んでみる。
普通の人が選ばない、普段なら選ばないことを積極的に選ぶからこそ見える世界があり、感じる出来事がある。
いつもと違う経路で移動するもよし、コース料理ではなくアラカルトで頼むのもよし。
何か違うことをすることで得られる刺激を大切にしたい。
刺激を受けながら、日々の解像度を高くすると、ネタに溢れて困り出す。
自分でもさばけないようになってくる。
そのくらい忙しくなれば、また違った日常として毎日を見ることができるに違いない。
だからこそ、そのきっかけ作りに「書くこと」を習慣化して、頭を積極的に使いたいのだ。