「本を出版できる人はどんな人か教えてあげよう」
と言われたことがある。
本を出版できる人は、最後までちゃんと書ききる人。
が答えだった。
出版しませんか?と声がかかる人はもっと多いのだろう。
その中で、最後まで書ききることができた人が、本を出版まで繋げることができるのだ。
本の出版に限らず、世の中の多くの仕事は、最後までできるかどうかにかかっている。
多少重めの案件だったとしても、最後はなんとしてでも帳尻を合わせないといけない。
無理だと思ってたけどやりきった。というエネルギーやパワーが必要だ。
精神論みたいな、昭和のブラック企業な雰囲気もあるけれど、最後はやりきる力。
そのエネルギーとガッツだけで、なんとなることは非常に多い。
腹をくくって勝負するときなのだろう。
言われたラインを守って、求められているクオリティをキープして。
最後までやりきることの大変さと、最後までやりきることの単純さを感じながら。
途中で諦めることなく、納品できる人になりたいと思うのだ。
すごいスキルや、すごいアイデアとかじゃなく。
それを最後まで見届けられるか、後工程の人にパスできるかどうかが、重要なのかもしれない。