ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

アクセル全開でやるから、ちょうどいいところが見つかるんだよ

疲れた心に染みるのは、占いだと思う。

4つに分けた血液型占いや、12こに分けた星座占い。

 

当たるも八卦当たらぬも八卦なので、気分的にも楽ちんだ。

最大公約数的な書き方をしてあるので、なんとなく「そうだそうだ!」なんて思わせてくれるのも面白いところ。

 

7月は「自分をガラッと変えるチャンスだ」なんて占いに書いてあった。

話半分に思っていたそれは、意外とすぐ目の前にやってきた。

 

その一つが、今日の話。

アクセル全開が苦手、ブレーキ役でいたい。そんな自分が、隣の部署の上司に言われたことだった。

 

それなりに大きな会社なので部署割りがしっかりされている。○○部があったり、○○グループがあったり。

直属の上司じゃない上司が、たまに話を聞いてくれる。言いにくいことを、上手くカムフラージュしてくれるような、そんな場を設けてくれた。

 

ざっくばらんに「最近どうなの?」みたいな話をする。と言っても、毎日顔を合わせるし、毎日あれこれ話もするんだけれど。

 

仕事のこと、自分のこと。その上司とは付き合いが長いので、あれこれ話をしやすかった。

 

7月から担当している案件の話。

僕が「どのレベルまで踏み込んでいいのか、分からないんですよね」と相談したときのこと。

その上司が言ったのは

「アクセル全開でやるしかないでしょ」

だった。

 

付き合いが長いだけに、ちゃんと理由も説明してくれる。僕はそういうヤツなのだ。

「今が0だとしたら、アクセル全開で100まで突っ走ればいい。その中で、100は行き過ぎだから、80ぐらいにしよう。とか、40くらいがちょうど良い。とかを判断するんだよ。分からないからって今のままでいると、ずっと0だから。それは何の解決にもならないね」

と言われた。

 

アクセルを踏むのが嫌いで、他人のスペースにずけずけ入り込むのも嫌で、ずいぶん手前で線を引くからこそ、さっさとアクセルを踏めと言われた。

 

確かに、0~100のどちらもやってみないと、ちょうどいい具合は分からないな。

素直に腹落ちしたのだった。

 

今と対照的なところまで攻めてみる。やってみて「たぶんここらへんだ」という場所を見つける。それが大事なことだったみたいだ。

 

守りを好んできた自分が、アクセルを踏まなきゃいけない状態になってきた。

これは「自分をガラッと変えるチャンスだ」なのかもしれない。

 

今までは、アクセル全開のパートナーやチームメイトがいたけれど、今回の案件はそうじゃなかった。

だから、ぐいぐい攻めていかなきゃいけないのだろう。

 

そうやって考えると、7月はターニングポイントのような気もしている。

ここで何かしなきゃいけないな、なんて思いながら。

当たるも八卦当たらぬも八卦の占いに、随分とサポートしてもらっているような気分だ。

 

積極的に動くことをいつの間にか忘れてしまっていた。

これから、自分の道を切り開くのだとしたら。黙って流されているわけにはいかない。いいタイミング。このまま突っ走りたいところ。

 

 

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