不思議なもので、在宅ワークの日と、会社に行った日を比べると、会社に行った日のほうが体調が良い。
上司に干渉されるとか、お局様の悪口講座とか、気持ちを引っ張られることはたくさんあるけれど。
体調がいいのは、会社に行ったときだ。
どこかで気持ちを奮い立たせているのかもしれない。
暑くても、整った格好をしていなきゃいけないし、社会性を求められる。
一方で、在宅ワークの日は好き勝手できる。
半袖ハーフパンツ、アイスをかじりながら。気合いも幾分かディスカウント。
とすれば、あっという間に体調のバランスが崩れてくる。
自己制御はなかなか難しい。
楽な方へ、楽な方へと流されてしまう。
在宅ワークと出社の両方を経験して分かるのは。「会社」という場所にも、大切な意味があるということ。
制限された空間は、それはそれで頼もしいものなのだ。