社会人になってすぐのころ、佐藤可士和さんをメディアがこぞって取り上げていた。
ちょうどdocomoの携帯電話のデザインをしていたころだ。
そんな様子を見て「クリエイティブってカッコイイ」と思ったのは10数年前のこと。
今でも思うことは同じだった。
何かを作り出すパワーをひしひしと感じることができる。クリエイティブってカッコイイ。
デザイナーやフォトグラファー、コピーライターが、なんとなく身近に感じられるようになったのはなぜだろうか。
世の中が変化したのか、僕が変化したのか。
アートよりもデザイン。
そこにカッコよさがある。
まるで語り掛けてくれるかのようなプロダクトもあれば、緊張感を与えてくれるプロダクトもあるのは、クリエイターの魂が込められているから。
好き勝手デザインするだけじゃないらしい。
特に工業製品や、ロット数が大きいものだと、全く違うとか。
お菓子の箱が2mm小さかったら。その商品が数百万個、数千万個という単位で売られているのなら。箱代も大きく変わってくる。
そんなことまで考えてデザインをするのか。クリエイティブってカッコイイ。
ちょっとだけクリエイティブに生きてみよう、なんて思うことが増えた。
プロダクトできるとか、そういうことじゃなくて。もっとカッコよく生きたいんだと思った。
仲良くしてくださるデザイナーさんもいるので、ちょっとだけクリエイティブに近付いたかもしれない。そんなみなさんの話を聞きたくて、ちょっとずつインタビューしていきたいところ。
クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス)
- 作者: 井庭崇,鈴木寛,岩瀬直樹,今井むつみ,市川力
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2019/02/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る