やべぇ、納品がギリギリじゃん。
となる人は意外と多い。
〇〇日まで、と言われたときに、いつまでにやりきるのか。
分かりやすく言えば、夏休みの宿題は、さっさとやってしまうのか、ギリギリに急いでやるのか。
ギリギリだけど順調な人もいるが、ギリギリで慌てふためいている人は、次のどちらかだ。
「段取り不足」か「自制心の無さ」
段取り不足は、作業工数が見積れない人。
もしくは、他の調整ごとをうまくできない人。
3時間で終わるだろう、1週間で終わるだろう、と思っていても、実は準備や検証に膨大な時間がかかってしまって、結果的に慌ててしまう。
トイレットペーパーの芯を使った工作をするときに、工作自体は3時間で終わるとしても、トイレットペーパーの芯を集めるのには数ヵ月かかることもある。
また、目の前の業務に限らず、友人との約束や家事、移動時間などの段取りが下手な人もいる。トータルで準備不足、段取り不足であれば、期日に追われてしまう。
その一方で、きれいに予定を組んでいてもうまくいかないことがある。
それが「自制心の無さ」だ。
自分の環境や実力をしっかりと理解していて、作業Aには3時間かかると冷静に段取りできているのに、それを遂行する能力がない。
テレビを見たり、ツイッターを眺めたり、おやつを食べたり。
楽なこと、やりたいことに逃げてしまう人。
そうすると、期日だけがどんどん迫ってくるので、結果としてバタバタと慌ててしまう。
つまり、モノゴトをきれいに進めていくには
・丁寧に組まれた段取り
・それをやり切るだけのパワー
の両方が必要になる。
自分がうまくいかないのはどちらが原因なのか。
段取り不足か、自制心不足か、それとも両方なのか。
今の自分に足りないものを、うまく穴埋めしていくことで、次の一歩を踏み出せるようになるのだろう。