昨日、関西のクリエイターさんが主催するイベントが、名古屋で開かれた。
カセグーンとクリエイターのためのSNSブランディングのつくり方。
知り合いのクリエイターさんだったこともあり参加。いい話をたくさん聞けた。と思っていたけれど、それは大きな間違いだった。
話の内容に興味がなかったみたいだ。
これは内容が劣っているとか、身にならなかったとか、そういう問題ではなく、今の僕が求めているものが「話の内容」ではなかったから。
さっそく、昨日のイベントをブログにしている方がいた。
丁寧にまとまっているし、そうだ、そうだ、こんな話をしていた。と、振り返ることができた。
それと同じ記事が僕に書けるか、と言われれば、答えはNO。イベントのレポート記事が書けない。書けなくなった。
今回のイベントに限らず、最近参加する多くのイベントで、レポート記事が書けなくなっていた。
どうして書けなくなったのか。
それは、今の僕が求めているものが「話の内容」ではなかったから。
最近の興味は、もっぱら話す人側のこと。
どうやって話をするのか、どんな間のとり方をするのか、参加者への呼びかけ、言葉の言い回し。
スライドのデザインや、発表時の格好、プロフィールの写真や自己紹介の仕方など。
話す人側のことばかりに興味がいってしまう。
話の内容はあまり頭に入っていない、どちらかと言えば話している人ばかりを見ていた。
ついさっきまでそれにすら気付かなかったけれど、他の参加者さんがアップしていたイベントレポートの記事でそれが明確になった。
他の参加者さんと比べることで、自分が何を求めていて、何をカットしていたのか、が分かったのだ。
同じ時間、同じイベントに参加し、同じ話を聞いて、「今日はとっても満足した」と思っても。
どこに注目していたかで、何を切り取るかで、吸収できる成果は違う。
初めて話を聞くのか、10回目なのか、でも違うだろう。
「自分は自分」という考え方は大事だけれど、自分のポジションを見つけるには、周囲と積極的に比較することも大事だ。
それは優劣ではなく、気持ちの偏り程度のものだから。
誰かと比較することで、自分自身が際立つ。
そして、僕がイベントで求めていたものは、コンテンツではなく、話す人側の技術やテクニック。
今の自分の軸が見つかったは、このイベントのおかげ。これで自分ブランディングが捗ること間違いなし!