ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

フロッピーディスクは便利だった

初めて自作PCを作ったのは20年ほど前のことだった。

Pentium4にするか、Celeronにするか。Socket478のどれにしようか悩んでいたような頃だった。

 

当たり前のように光学ドライブも取り付ける。DVDドライブにするか、CD-RWドライブにするか、その両方を取り付けるか。

もちろん光学ドライブだけに終わらず、フロッピーディスクドライブも購入していた。

 

確か光学ドライブが4,000円前後、フロッピーディスクドライブは2,000円前後だった。

 

まだブロードバンドが広く浸透していない時代。スマホや、パケット定額制サービスもなく、iモードがようやく普及し始めてきた時代。

データのやりとりは、記憶メディアを介することが多かった。

 

そのときに便利だったのがフロッピーディスク。1枚数十円と安価で、1.44MBのデータを保存できた。

当時はこの容量でずいぶんと重宝したのだ。

 

大容量を求めるなら、スマートメディアやコンパクトフラッシュを使ったが、それなりにコストがかかる。

とすれば、フロッピーディスクは非常に便利な存在だった。

 

それなりの大きさがあり、少しばかり雑に扱ってもへっちゃら。

定形郵便で送ることもできるので、汎用性が高かった。

 

今ではメールで送ったほうが早く、確実に届くので1.44MBの記憶メディアの出番はないだろうけれど。

 

記憶メディアにコピーして走り回った時代が懐かしい。

もっとも、今でも大容量のデータを送る場合は物理的に運んだほうが早いときがあるのだけど。