国語のテスト問題のように。
気持ちが先行してしまい、答えにそぐわない選択肢を選んでしまうことがある。
一般的に考えれば、それが答えなのかもしれないが、そういう事実はどこにも記載がない。
「財布を落として悲しいと思った」と思うのは自分だけかもしれない。
相手の言葉を、時にはフラットに読み解き、過不足ない答えを導く必要がある。
テンションがあがっていると、思い入れが強かったりすると、誤って理解してしまうことがある。
往々にして、そういうときは「すごく」「とても」など、曖昧な表現をしがちだ。
目の前のデータ、目の前の情報は関係なく、自分自身で盛り上がってしまうから。
冷静に分析する必要があるし、冷静に数値化する必要もある。
熱量を込めて活動するときもあれば、ドライにフラットに表面だけをなぞるときもあるということだ。