ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

不動産屋さんのメールは、どうしてこうもいい加減なのか

引っ越しを考えていた。

そろそろ今の家も手狭になってきたし、新しいところに住もうかな、と思っていた。

どうしても引っ越さなきゃいけない理由があるわけじゃないけれど、なんとなくそんな気分だった。

 

不動産情報が載っているウェブサイトで、家賃や間取りや築年数などの条件を設定していく。

地図上に該当する物件が出てくるので、気になるところをいくつかピックアップ。

問い合わせフォームから、初期費用などを尋ねる。

 

メールアドレスか電話番号を入れてください。と書かれていたのでメールアドレスを入力。

その他に名前や、質問事項などを入力し、送信ボタンを押す。

 

深夜に問い合わせをしたので、いわゆる自動返信メールが何通か届いた。

昼間になると、不動産屋さんの営業の人と思われる人たちからメールがくる。

 

が、そのメールがあまりにも雑なのだ。

 

「初めまして。先ほどお電話を差し上げましたが、お出になりませんでしたのでメールにてお送りします」

とメールが来た。

残念ながら、メールアドレスは入力したが、電話番号は入力していない。

誰に電話をかけたのか?と小一時間ほど聞いてみたい。

 

「山田様、今回はお問合せ頂きありがとうございます」

残念ながら、僕は山田じゃない。

 

「コーポ山手の件でご連絡しました」

その物件は問い合わせていない。

 

「初期費用は前家賃を入れて3万円です」

家賃、8万円の部屋だったよね?

 

なんてことが盛りだくさん。そんなに難しいことは望んでいないのだけど、これが現実だった。

不動産業界だけのことじゃないかもしれない。ただ、いくつかの不動産屋さんから返ってきたメールは、往々にしてひどかった。

 

「問い合わせに対して返答をもらう」ということを日常でやっていないので、不動産業界だけのことじゃないかもしれないけれど。

 

言葉遣いや、ちょうどいいアシストをくれる、とかじゃなく。

その随分と手前のところから悩ませてくれるのだ。

 

反面教師、僕もそうなっていないか、明後日の方向で返事をしていないか、改めて気を付けたいところなんだけど。

起こりやすい間違いは気を付けているつもり。つもりで、なにも身になっていない、なんてことがないように。

 

直接、この人たちと契約するわけじゃないかもしれない。宅建の資格を持った別の人が案内してくれるのかもしれないけれど。

そんなに忙しくない時期だと思うし、もうちょっと頑張ってほしいのだ。

 

にしても、引っ越しって結構費用がかかるもの。

今がリーズナブルなアパートなので。家賃1年分くらいじゃ足りないのだ。

引っ越しは、もうちょっと真剣になってから考えよう、と心に決めたのだった。