バナナマンが好きだ。
日村さんを見てると、あんな感じにイジられて、あんな感じに突っ込む先輩を思い出す。
そのバナナマンをきっかけに、乃木坂46を知った。
どうやら、乃木坂工事中という番組を一緒にやっているらしい。その前の番組、乃木坂って、どこ?という番組を一緒にやっていたらしい。
バナナマンがMCをしている乃木坂工事中、自然と乃木坂46のことも知識として入ってくる。
乃木坂という地名は知っていたし、東京駅から21_21 DESIGN SIGHTやサントリー美術館がある六本木に行くときは、大手町から乃木坂まで地下鉄によく乗った。
乃木坂駅で降りるときに、乃木坂46というグループがあったな、ということは思い浮かんでも、それ以上に詳しく知ることもなかった。
メンバーのことなんて全く知らず、東大王の番組で、水上さんの推しメンが「乃木坂46の高山さんだ」という情報があったおかげで、高山さんが乃木坂46にいることは知っていたけれど、どの人かは区別がつかなかった。
そんな乃木坂46をバナナマンを通して知ることになった。
ほぼ知識ゼロの乃木坂46のことも、少しは分かるようになった。
映画「映像研には手を出すな!」(2020年09月25日公開)のポスターを見かけたときに、「あっ、乃木坂46の齋藤さん、山下さん、梅澤さんだ」と分かるようになった。
地下鉄の中吊り広告を見ていても、ふと目が留まった先には、乃木坂46のメンバーが写っていた。
試験勉強みたいに頑張って名前を覚えようとか、顔を覚えようとか、歌を覚えようなんてことは、全く考えておらず、どちらかといえば、バナナマンとの掛け合いが面白いなー程度だったのだけど。
いつの間にか、情報が蓄積されていた。
期間としても2~3週間、1ヶ月もないくらいの期間で、知らず知らずのうちに覚えていくものなのだ。
仕事で覚えなきゃいけないことは、ちっとも頭に入ってこないのに。
こんなに自然と覚えているんだな、と自分自身が一番驚いたけれど。
きっかけはどこにあるか分からないし、何に触れるか全く分からないけれど。
いつの間にか覚えてしまうものなんだな、と改めて実感しているのだ。