疲れていることを認識して、無理しないように心がけたい。
肉体的な疲れは分かりやすい。足がパンパンになる、腕が上がらない、横になりたい。
エネルギーが足りなくて、打ち勝つことができない。
一方で、精神的な疲れは分かりづらい。頭が働かなくなってきた、受け止めるだけの余裕がなくなってきた、言葉が理解できなくなってきた。
その兆候は、人それぞれ違うだろうから、自分にあった疲れの兆候を見つけ出して置く必要がある。
僕の場合は、
- 好きなものに関心がなくなった
- 同じモノばかり食べている
- 寝付きが悪くなる
この兆候が見られるときは、精神的なダメージを負っていることが多い。
僕自身の基本となる部分にダメージがある。オプションの箇所であれば、目を瞑っておいてもいいけれど、そうじゃないのだ。
そのうち、やる気がなくなったり、小さな失敗が増えたりする。相手の言っていることを丁寧に汲み取れなくなり、短気になって怒りっぽくなる。
怒りっぽくなったことに気付ければいいけれど、それを考えるだけの余裕がないことも多いので、早期発見が重要になる。
今まで好きだったものに興味がなくなったら、「あぁ、疲れているんだな」なんて思うようにしている。
気付いたら、昼も夜も蕎麦を食べていたりすると、「気持ちが不安定だな」なんて思うようになる。
ベッドに入っても、頭がごちゃごちゃしていて寝られないとき、「精神的なダメージがあるんだな」と思うようになった。
そんなときは、難しいことは考えず、自分自身のコンティションを整えていくことが大事になる。
分かりやすい恋愛マンガ、ひねりのないドラマ、子ども向けのアニメ。
頭をあまり使わないでも楽しめるものに。できるだけ綺麗で純粋なものに触れて、人生をリセットさせる。
伏線や推理は必要なくて、驚きも意外性もいらない。そういったものに触れていると、いつの間にか気分が回復してくるのだ。
気分が回復するまでは、頑張らなくていい。整うまでゆっくりしていればいいし、どうしても頑張りたいなら、整えることを頑張ればいい。
誰かと比べる必要もないし、追いつこうとすることもなく、自分と丁寧に向き合うことが重要なわけで。
そして元気になったら。めいっぱい頑張ればいい、それと同時に気分が落ち込んでしまった原因を取り除く努力をしたらいい。
焦らずに、まずは自分をプラスにすること、プラスを維持すること。
それができてから、ブーストすればいいだけのこと。
空回りしているときは、自分が思っている以上に疲れているのだ。まずは疲れを癒やして。コンディションを整えていこう。