事情があってガストにいる。
土曜日の夜のガスト。意外と空いている。
じいちゃんと、ばあちゃんが、円高、円安の話をしてる。
大学生くらいの兄ちゃんと、おかあちゃんが、ファッションの話をしてる。
20代後半の男性はノートパソコンを開いて、仕事のようなことをしている。
住宅地にほど近いガスト、客層はおとなしめ。
これが繁華街、駅前のガストだったらどうだろうか。
深夜3時までやっているというガスト。
3時までやっていたら、どんなお客さんが来るんだろうか。
そういえば深夜食堂なんていうドラマがあったな。
やっぱり日常に近い空間で過ごすのは楽しい。
背伸びしていない空気を感じられるから。
フォークやナイフがたくさん並んでいるようなレストランもいいけど。
それはとっておきのときに、とっておきの人と行くとして。
日常の中で、俯瞰的に見ている自分が、なんだかとてもデキるヤツっぽく感じるから、いいのかもしれない。
頑張らない空気に包まれて、ちょっとだけ頑張れる自分が好きなのかもしれない。