こんにちは、スズキ(@acogale)です。会社員をしながら副業でフリーランサーをしています。
ビジネスに評価はつきものです。100点をもらえるとき、150点をもらえるときがあれば、0点のときもあります。
自分がどれだけ良いものを作ったとしても、結局のところ評価するのは相手なんです。自信をもって行動することは大事ですが、相手の評価を素直に受け入れることが必要なのかもしれません。
自信家が陥る「歪曲した考え」
自分に自信をもって活動することは大事ですが、自信がある故に素直に聞き入れられなくなる問題が生じます。
相手から「それ、イケてないですね」と言われたとき。
- イケてないのか、どこをどう改善しようか
- アイツに評価できるわけがない、イケてないのはアイツ自身だ
どちらが自分の中の基本になるのでしょうか。多くの自信家は後者です。自分のプロダクト、作品に自信があるので「お前らに見る目が無いんだよ」と思ってしまいます。
1人の意見でも、大事な意見
また、「アイツだからそう感じるだけ」とも思うように。実際のところはどうでしょうか。1人の意見の裏にはどのくらい同調している人がいるのでしょうか。
相手の意見を素直に聞き入れられないことが問題となり、自己主張をし始めます。
つまり「自分自身は悪くない」と思ってしまうのです。
他責のよくある例
責任の所在にしてもそうでしょう。売れなかったのは〇〇のせいだ、評価されないのは〇〇が悪いからだ。
そんな風に意見する人もいます。「値段が高いのは場所代が高いから」、そうだとしても、相手が同じように評価してくれるとは限らないんです。
結局は評価してくれるのは相手なんですよね。
理解されないのは、理解させるだけの力が無い"あなた"に問題が
評価されること自体が、いつ、どれだけの人に、どうやってされるか分かりませんが、それを素直に受け入れることが大事なのです。
相手がプロダクトを理解できなかったのではなく、あなたが理解させられるだけのプロダクトを作れなかっただけ。
そこには、プロダクトそのものだけでなく、制作者自身のキャリアや人柄などもセットになるでしょう。それも含めて、相手に理解させるだけのパワーがないということです。
自信があるからこそ、素直に聞き入れたい
自信があることは大事なこと、それだけでも価値になります。その"自信"を良い方向に回していくために。相手の意見を門前払いするのではなく、受け入れてあげられる自信を身に着けたいものです。
オレがやったら成功する、この案は間違いない、そういう自信を持ちながらも、アイツの意見、ちょっとくらい聞いてやるか。と心の間口を開けてあげる。そんな素敵な自信を持っていたいですね。
小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (7件) を見る