ちゃんとやれ!

副業フリーランサーの飲み屋話

過去の良い経験が足を引っ張る

仕事ができないヤツがいたとき、さっさとクビにしてしまえばいい。

と思っていた時期があった。

まだまだ若かったころ。ようやく仕事の枠組みが見えてきたころだった。

 

後輩ができ、部下ができ。

やる気が無いなら、仕事ができないなら辞めてしまえばいいのに。なんて。

 

 

その後に勤めた職場では。

得手不得手があるんだから、お互いが支え合っていけばいい。

目立つのが得意な人もいれば、コツコツ作業が得意な人もいる。

自分のモノサシだけで決めてしまうのは、ちょっと待ってほしい。

なんて教育をされた。

 

確かに僕が苦手なことをやってくれる人がいたし、逆に僕自身が頑張らなきゃいけない場面にも出くわした。

適材適所、仕事ができない人がいるなら、できるポジションを与えてあげればいい。

そんな考えだった。

 

その両方の考えが混ざったハイブリッド型になったとき。

決断ができなくなった。一長一短なのだ。

 

どちらにもいいところがあり、どちらにも悪いところがある。

僕一人の考えだけでなく、職場の考え方、会社の考え方、その人の考え方。

折衷案にしようと思うから、余計に足を引っ張るのかもしれない。

 

自分の気持ちが座っていないのだろう。

どうしたいのか、それを決められないから、余計にもどかしい。

自分自身に浸透するくらい、偏った考え方だったほうがよかったのかもしれない。

 

あれこれつまみ食いした結果、優柔不断になってしまった。

これからは、自分で道を作っていかなければいけない。ただただそんな気持ちなのだ。