嫌いな人、苦手な人。
どことなく自分に似ていたりする。
似たような攻め方をしたり、似たような守り方をしたり。
思考や趣向がかぶることもある。
それが心地よく思う人がいる一方で、嫌いになる材料でもある。
だからこそ、そんな嫌いに思ってしまう人を大切にしたい。
日常から一緒にいると、喧嘩のもとになるし、気分もよくない。
だから、ずっとずっと遠いところに存在していればいい。
半年に1回、1年に1回くらい、ちょっとだけ近くに寄ってみようかな、なんて。
思うことは、「やっぱり嫌いな人かも」だ。
でも、そうやって自分自身の好き嫌いを認識することも大事なのかな、と思うのだ。
嫌いな人は、自分にそっくりなことが多いから。
傍から見ていると、どんなふうに見えるのだろう。そんなことを考えるきっかけになる。
ツイッターでミュートしているあの人のことを、ちょっとだけ覗いてみる機会を作ったり。
そうやって、自分自身の好き嫌いをはっきりさせたり、嫌いなところは何か、と具体的に知ることができる。
臭い物に蓋をするように、完全にシャットアウトせずに。たまに見てみるのもいいのかもしれない。