何を対象にしても、やり方や想いは人それぞれだ。
だから、その人のこだわりを聞くのが楽しい。
昨日もインタビューを得意とするライターさんを話をする機会があった。
その方からは、インタビューする前の段取りや、空間作り、そこに時間をかける想いを聞くことができた。
インタビューの準備、質問の決め方、インタビュー後の文字起こしや校正などは僕のそれと全く違うので、まさに人それぞれだ。
どちらいい、とか、そういう問題ではなく、そこに強い想いがあるということ。その想いが、オリジナルで、そのオリジナルさが強みになるということを話せたことがよかった。
漢字で書くのか、ひらがなで書くのか。どこに句読点をつけるのか、主語を省略したり、時間を描いたり。人それぞれの味があって、こだわりがある。
文章を読むと、それがなんとなく伝わってくるのだけど、実際に本人から話を聞くことで確信に変わる。
こだわっている部分はじわりじわりと滲み出てくる。
じわりじわりと滲み出てくるそれを、本人の口から聞く、解放することが、なんだかとても楽しい。
ひとそれぞれだからこそ、わくわくするんだろうな。