メンタルが強い、弱いというのは何を基準にするのか。
僕は自分自身でメンタルが弱いと思っている。人からの評価を気にするし、恥ずかしいことはできないし、失敗だってしたくない。
小さなことで、簡単に心が折れてしまいそうだ、と思っている。
だから、積極的にポジティブに、絶好調に生きていると自分に言い聞かせているのだ。
一方で、同僚に言われてみれば、僕はメンタルが強いとのこと。それも、かなり強いらしい。普通だったら病んでるよね、と言われるが、僕自身はそこまで思わない。
同じ時期に言われた言葉がある。
なにくそ!と思う根性はないのか?と。
負けず嫌い、なんとかしてこの人を打ち負かしたい、お前よりもオレのほうがよく知っているんだ。
そんな気持ちになることは、滅多にない。
相手は相手、自分は自分。だから、上司に強く指導されても「へぇ、そんなこと考えているんだ」と、どこか俯瞰的に見ながら、自分ゴト化できていないときがある。
言葉や考え方はきっちり受け止めているけれど、自分のことだと思ってダメージを受けることはなかった。
それをメンタルが強い、と思われているようだ。
自分の機嫌は自分でとるようにしているし、今の会社は比較的自由な領域が多い。
プロジェクトの進め方、勤務時間、作業場所、ガチガチに制限されていないので、自分のコンディションを保ちやすい。
もしくは、自分の居場所が他にもあるのかもしれない。会社にしがみつくコトは無いし、辞めたくなったら辞めちゃえとも思う。
ゴハンに付き合ってくれる友人もいれば、すぐに返事をくれる人だって。
本当はオレだってすごいんだぞ、と思うことだってあるし、何があっても絶好調だなーと思うから、ダメージは少ないのかもしれない。
とはいえ、メンタルは弱い。すぐに心が折れるし、すぐにやる気が逃げてしまう。
だから、そうならないようにコントロールをしているところもある。
単純なラインだけでは決められないけれど。意外と僕は強いヤツなのかもしれない。