ときどき斜め上の回答をしてくれる人がいる。特定の誰というわけでなく、そういう人を見かける、ということ。
中でも反論の余地が無かったのは「靴下が片方だけ無くなってしまう」という問題について、どうして片方だけ無くなるのか、に対する回答が。
「左右で揃っていたらそれはいつもの靴下だし、どちらも無いならそもそも発見されない、片方だけ無くなった靴下ばかりに気をとられているから」と言われたことだ。
確かに左右揃っていれば問題ないし、片方じゃなくて両方無くなっていたらそもそも発見されない。気持ち悪い状態で発券されるのは靴下が片方だけ見つかるとき。
というのは、根本の問題解決には至っていないが、確かにそうだな、と思う事象だった。
そんなことを思いながら、最近の世の中の色々を見ていると。
得てして最近のSNSには文句や愚痴ばかりが並ぶ。アベが~、会社が~、旦那が~、子供が~、と。
ガタガタ言う前にやればいいじゃん、なんて思うこともあるし、そういうアドバイスというか、意見を投げている人もいる。
こんなところでガタガタ言ってるから、いつまでたってもできねーんだよ。みたいな。
それもそうなんだけど、そもそもガタガタ言わずに、自分でやってしまう人は、文句も言わないしSNSで暴れない、ということだ。
つまりSNSと言う場そのものが、掃きだめのようなもの。掃きだめの中を覗きながら、ガタガタ言う前にさ、、、なんて言うこと自体がナンセンスだったのかもしれない。
求めている人と、求めている人たちが集まる場所は、全く違う場所ということに気付けるように。そもそもお前、間違ってるぜ、と教えてくれるような。
そんな気持ちでいっぱいになった。
知らず知らずのうちに、類は友を呼ぶにならないように。
場を見極めていかなければいけないのだ。