こんにちは、スズキです。
僕の知り合いに、ちょっと残念なヤツがいます。
31歳で同い年。
自分の世界がキラキラしすぎてて、痛い感じがします。
ただ、痛いヤツだけど、いつも女の子が隣にいるんですよね。
それはどうしてなのか。
単純に自信があるからだと思ったわけです。
根拠のない自信
あの自信はどこからやってくるのか、僕には不思議でしょうがない。
けれども、彼には自信がみなぎっている。
なんでも俺が一番だ、オレはできるやつなんだ。
という空気を醸し出している。
実際のところは、営業成績も、社内の評判もあまりよくない。
だが、自信があって、その気持ちは無理やり押し通すほど強いものなのだ。
頭がいいわけでもない
後輩指導をしているところを見かけたことがある。
間違っていることばかり教える。
それは手法や、手順の話ではない。
辞書に載っているような。
「〇〇とは、こういう意味なのだ」
ということが、間違っている。
ん~、困ってしまうが、それが事実なのである。
いつも貪欲
先日も飲みに行く機会があった。
新しい彼女ができたとか、ワンナイトラブだとか。
交友関係は派手なイメージがある。
かといって、本人が特別いい男だとは思わない。
が、何に関しても、実は貪欲で突き詰めるところがある。
それが「女性」の方向を向いたのだろう。
とにかく何かを追いかけてる印象がある。
そんな彼は自分が一番好き
自分が大好きだと語る。
時々「悩みがあるんだけれど」と話を聞くが、いつも自信があって、自分が大好き。
傷つくのを恐れない、思った通りに行動する。
中学生~高校生を見ているような気分になる。
あまり周りのことは気にせず、自分が大好きなのだ。
「オレかっこいいだろ」ってよく言うし。
ほどほどですよ、ほどほど。
でも、その自信や猪突猛進なところ、少しだけカッコイイと思ってしまう。
自分は自分
他人の目を気にするものの、自分が大事、自分が一番。
ある意味、素直に生きていらっしゃるのだろう、彼は。
その素直さや、嘘のような夢を語るところ。
そういう「ちょっとかわいい」ところが、一番のモテポイントなのかもしれない。
彼の口から否定的なことを聞くとき。
まぁそれは他人への愚痴が多い。
自分の夢や、やりたいこと、考え方には否定的にならない。
決めたらガンガン進んでいく彼、実はスゴいヤツなのかもしれない。
空気が読めないからこそ
どちらかというと空気を読むのが下手。
集団の中では、なかなかうまくやっていけない彼。
空気が読めなくたって「自分」というものをしっかり持っていれば。
持っていれば、それが「空気を読めない自分」をよい方向に変えてくれる。
どちらかというと経営者タイプなのかもしれない。
よくわからないけど、スゴい
そんな彼との付き合いは5年ほどになるだろうか。
全く魅力を感じないのだが、たまに飲むと楽しい。
新しい発見をたくさんくれる。
こんなにも自分のことが好きなのか、と感心してしまう。
自信があるからなのだろうか。
恥ずかしがらずに思ったことは口にするし、夢だって語っちゃう。
そうすれば、どんどんそこに人が集まってくる。
いつの間にか、彼はスゴいヤツに変身していたのかもしれない。