電車の中、移動中は、音楽を聴かない。
音のクオリティが下がるから。
だから移動中にYouTubeを見ることも、ほとんどないのだ。
自宅に帰ってからではどうだろうか、パソコンやタブレットで音楽を聴いたり、YouTubeを見たりする。
昔はそんなことなかったのに。
いつの間にか、音に囲まれて作業することが増えた。
今までは、わざわざ音を発するものを使うことはなかった。
カフェの雑音、電車の騒音、そういったものはあったけれど、音楽や動画、ビデオは無かった。
音を聴くようになってから、音が降ってこなくなった。
頭の中が音で満たされることはなくなった。
外部の音が悪か、といえばそうではない。
が、自分の中から何かをアウトプットするときには、バリケードになってしまう。
スムーズに音が出て行かないのだ。
頭の中にある声、映像、イメージ、台詞、それをキレイにアウトプットするには、音に囲まれないほうがいい。
音が出て行かない中で、頭の中で音を生み出していると、どんどん反響して壊れそうになる。
音を浴びられるように、もっと音を降らせられるように。
少しばかり環境を変えてみたいものだ。

- 作者: ハズラト・イナーヤトハーン,Hazrat Inayat Khan,土取利行
- 出版社/メーカー: 平河出版社
- 発売日: 1998/05
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る